カバラ数秘術は、「古代ユダヤの秘法」ともいわれる歴史ある占術です。生年月日をもとに導き出した数字からは、個人の本質や今後の運気など、人生のすべてが分かるとまでいわれています。
カバラ数秘術において、運命数6の人は美と愛の象徴です。穏やかで思いやりがあり、人に愛される素質をもっています。たとえ困難に見舞われても、素晴らしい縁に支えられて乗り切れるでしょう。
今回は、そんな運命数6の人について性格や恋愛傾向、適職などを詳しく解説します。運命数6の人自身はもちろんのこと、運命数6の人が身近にいる方も必見です。
数秘術の運命数とは
カバラ数秘術では、「数字には、人智を超えた存在からの深いメッセージが込められている」と考えます。中でも、個人の人生に大きな影響を与えるのが、運命数です。
運命数からは、才能や価値観、運気の流れなど、非常に多くのことが分かります。そこから適職や相性の良いパートナーなど、人生をより豊かに生きるためのヒントも導き出せるでしょう。
カバラ数秘術を生んだユダヤの人々の中には、一生を物語る鍵として、自らの運命数が彫ってあるペンダントを身に着ける人も多いそうです。世界共通のラッキーナンバーといえる運命数を、ぜひ大切にしてくださいね。
運命数6を持つ人の性格や生き方

調和
運命数6の人生のテーマを一言で表すなら「調和」です。運命数6の人は、人付き合いやお金の使い方など、あらゆる面でバランスをうまくとれます。
そのため大きな波乱もなく、豊かで安らかな一生を送るといわれる数字です。ただし周囲の人からの影響を受けやすく、環境や人間関係によっては、本来の力を発揮できないこともあります。
そんな運命数6の人の性格や生き方について、詳しく見ていきましょう。
他人の世話を焼くのが好き
運命数6の人は、深い愛情と奉仕の精神の持ち主です。そのため、困っている人を見ると放っておけません。人が嫌がることもすすんでやるので、周囲からも頼りにされています。まさに集団に一人は欲しい人材です。
自分よりも相手を優先してしまうので、時には「流されやすい」「損をしている」と思われることもあるかもしれません。しかし周囲の声に惑わされる必要はないです。というのも運命数6の人の優しさは、良縁を引き寄せるからです。
運命数6の人が困ったときには、これまでの恩を返すために、多くの人が力になってくれることでしょう。
堅実で穏やかな人生を歩む
運命数6の人は、競争や対立を好みません。大金や社会的な成功を得るよりも、大切な人たちとゆっくり過ごしたいと考えます。心のつながりや安心感など、精神的に満たされているかどうかが重要なのです。
一方で運命数6の人は、心穏やかに生きるためにはお金も大事だと分かっています。そのため、無駄遣いや衝動買いはしません。ここぞというタイミングのために貯めておき、使うべきときにはしっかりお金を使います。
ケチにはならず、楽しむときはとことん楽しめるのも、運命数6の人が優れたバランス感覚を持つからこそです。
美的センスがある
運命数6の人は、集団内の調整役であると同時に、風変わりな芸術家としての一面も備えています。そのセンスは普段の生活においても発揮されており、男女ともに洗練された雰囲気があるはずです。
基本的には堅実で慎ましやかに生きる人が多いものの、運命数6の人の中には、理想の美を求める夢追い人となる人もいます。
運命数6の人自身がアーティストとして活躍することもあれば、美を発掘する側、例えば美術商やモデルのスカウトマンとして有名になることもあるかもしれません。
正義感が強い
運命数6の人が大切にしている「美」には、心の美しさも含まれます。正義感が強く、ルールを守るのは当然と考えており、不公平や不正を前にすると黙ってはいられません。
それでも一方的に相手を詰問せず、不正に至った理由や事情も考慮できるのが、運命数6の人の凄いところです。たとえルールを破った人でも、反省さえすれば受け入れる懐の深さに、多くの人が尊敬の念を抱くでしょう。
また運命数6の人は、「ルールだから」と決めつけることはしません。ルールそのものの正当性も疑い、集団やチームが快適に過ごせる方法を考えます。
即断即決は苦手
運命数6の人は、その優しさゆえに優柔不断な部分もあります。重大な決断を迫られたときには、自分だけではなく、周りの人にとっても有益な決断をしようとするでしょう。
全員の意見や目的が一致している場合は問題ないものの、「あちらを立てればこちらが立たず」の状態になると、どうすればいいのか分からなくなってしまいます。
それでも無理に即決したり、不安を残したまま決断したりすると、後悔する結果になりそうです。「スマートにこなそう」とは考えず、じっくり熟考したほうが、運命数6の人は良い決断ができます。
運命数6の女性と男性での違い
運命数6の男性は、頼られるとやる気が出るタイプです。そのため結果として、チームのまとめ役になっていることも多いかもしれませんね。
しかし自分がグイグイ引っ張っていくよりは、メンバーの個性や才能をうまく引き出し、良い流れを作っていきます。付かず離れずの距離で適度にサポートするので、誰もが居心地の良さを感じるでしょう。
運命数6の女性は、集団には欠かせない調整役です。自分から前に出ることは少ないものの、面倒見の良さによって、時にはリーダー以上の信頼を勝ち取ります。また間違っていることには「NO」とハッキリ言える芯の強さも、運命数6の女性の魅力です。
そして運命数6の女性は、男性以上に献身的といえます。運命数6の女性が身近にいる場合は、無理をしていないか気遣ってあげてくださいね。
運命数6の恋愛傾向
気配り上手で優しい運命数6の人は、男女問わずモテます。温かな雰囲気が初対面の人にも伝わり、一目惚れされることも多いでしょう。
しかし運命数6の人が、その相手を好きになれるとは限りません。運命数6の人は、自分を好きになってくれる人よりも、とことん尽くしてようやく振り向いてくれる人に惹かれることがあります。
少し不器用な運命数6の人の恋愛傾向について、見ていきましょう。
追われるよりも追いかけたい
世話焼きな運命数6の人の愛情は、手間や時間をかけるほど育っていきます。そのせいか、相手から求められるよりも、自分から追いかけるほうが燃えるようです。
そのためモテるのに、障害の多い恋愛に足を突っ込むこともしばしば。また相手に何も求めず、結果的に片思いで満足してしまう人もいるかもしれませんね。
恋愛上手とはいえませんが、愛情深く献身的で、パートナーとしては理想的です。その気になれば、運命数6の人が尽くした分だけ、きちんとお返ししてくれる誠実な異性と出会えます。
好みのタイプは美しい人
運命数6の人は、「美しい」と感じた相手に心惹かれます。しかしこの「美しい」の基準は、独特です。他の人から見ると「なぜ?」というポイントが、運命数6の人のツボにハマることもあります。
運命数6の人が特に重視するのが、心の美しさです。長い時間をかけて、相手が信頼に値するか見定めます。そのため職場や友人関係など、普段の生活の中から恋愛に発展していくことが多いです。
運命数6の人にアプローチするなら、まずは友達として内面を知ってもらうことが欠かせません。
家庭的で結婚向き
運命数6の人の堅実な生き方は、結婚向きといえます。家庭をもった暁には、配偶者や子どものために尽くすでしょう。ただし大切に思うあまり、世話を焼きすぎないように注意が必要です。
またパートナーと衝突したときも、自分の意見だけを押し付けるのではなく、対等な立場で話し合い、お互いに納得できる結論を出そうとします。刺激よりも安定を求めるので、浮気の心配もありません。
さらに家族の誰かが困ったときには、広い人脈を駆使して全力で支えようとします。人生を歩むうえで最高の味方といえるのが、運命数6の人なのです。
運命数6の金運
運命数6の人の金運は安定しており、一生を通してお金で苦労することはないでしょう。ただしそれは、「湯水の如くお金が入ってくる」という意味ではありません。
運命数6の人にとって必要なお金が、必要なタイミングでやってくるのです。お金の使い方も堅実で、無駄遣いもしないので、着実にお金は貯まります。
そんな運命数6の人にとって大切なのは、「足るを知る」ことです。「もっと稼ぎたい」と考えたり、出費に対して神経質になったりすると、元来の金運が下がってしまいます。まずは今あるお金に感謝することで、運気が上向きになっていくでしょう。
運命数6の適職
運命数6の人は、医療や教育関係など、人を助けたり支えたりする仕事に向いています。芸術的なセンスを活かせば、クリエイティブな分野でも活躍できるはずです。
個人で仕事をするよりは、チームの一員として働くほうが精力的に取り組めます。また新しいものにどんどん挑戦するよりも、古いものや昔ながらのものを引き継ぎ、育てていくほうが面白みを感じるでしょう。
仕事選びで重要なのは、人の役に立っている実感があるかどうかです。やりがいや満足感を大切にすることで、結果的に収入アップにつながります。
運命数6の転職に向いている時期
運命数6の人の転職に適した時期は、信頼できる人から転職を勧められたときです。
職探しにおいては、運命数6の人の優柔不断な一面が出やすく、「他の職場はもっといいかもしれない」とつい感じてしまいます。そのせいで、天職・適職との出会いを逃すことも少なくありません。
「転職したい」と思ったときは一度、家族や友人などに相談するのがオススメです。「そもそも転職が必要なのか」「転職するとしたらどのような業種がいいのか」など、客観的な意見を聞いたうえで進めていくと、良いご縁があるでしょう。
運命数6と他の運命数の相性
献身的で思いやりのある運命数6の人は、年齢や性別を問わず多くの人に好かれます。どんな相手にも長所を見出し、気持ちよく付き合っていけるのは、運命数6の人の強みです。
それでもやはり、相性はあります。運命数6の人の才能を引き出してくれる人もいれば、お互いの個性が衝突してしまう人もいるのです。
しかし接し方のコツさえ分かれば、相性の悪い人との関係も改善できるので、恐れる必要はありません。運命数6の人と他の運命数との相性について、詳しく解説します。
仲の良い運命数
運命数6の人と相性が良いのは、運命数「2」と「33」の人です。運命数2の人も、運命数6の人と同様、他人を支え、喜ばせることにやりがいを感じます。お互いをいつも支え合える素敵な組み合わせです。
さらに運命数2の人は、2つの相反する価値や性質を受け入れるのが得意で、判断力にも優れています。周囲を思うあまり迷いがちな運命数6の人の決断をサポートしてくれるでしょう。
また運命数33の人は、3+3が6になることから、運命数6の人と似た傾向があります。そのため出会った瞬間から、意気投合するかもしれませんね。
そして運命数33の人は、宇宙規模といえるくらいの深く広い愛情の持ち主です。日頃は他人を優先してしまう運命数6の人も、運命数33の人には素直に甘えられるでしょう。
仲が悪い運命数
運命数6の人と相性が悪いのは、運命数「5」と「7」の人です。どちらも運命数6の人とは正反対の性質をもっており、お互いの長所を活かすためにはコツが必要です。
運命数5の人は、変化を好む自由人です。どちらかといえば個人プレーを好むので、集団内でも輪から外れた動きをすることがあります。突飛な行動を運命数6の人が受け入れられれば、リーダーとそのサポーターとして良い関係を築けるでしょう。
運命数7の人は、気になることを1人でとことん追究する学者タイプです。「人生で何を重視するか」という根本的な価値観が異なるので、さすがの運命数6の人も付き合いにくさを感じるかもしれません。
無理に意見を合わせず、「自分は自分」「相手は相手」と割り切ったほうが、お互いイキイキと過ごせそうです。
運命数6同士の相性
他の運命数では、同じ数字の人同士は共通点がありすぎて、かえって衝突することもあります。しかし争いを好まない運命数6の人の場合は、これ以上ない協力者になれるはずです。
生まれつきの価値観や人生の目標が一致しているので、多くを語らずとも、お互いを理解できます。かゆいところに手の届くサポートのおかげで、本来の力以上の成果を出せるでしょう。
理想の将来像も似ているので、人生のパートナーとしても最適です。お金の使い方や子どもの教育方針などさまざまな点で意見が合い、ストレスのない毎日を送れます。
運命数6を持つ有名人
- 米津玄師
- 山田孝之
- 深田恭子
- 中島みゆき
- 笑福亭鶴瓶
- 久石譲
- 氷室京介
- 戸田恵梨香
- ユースケ・サンタマリア
- 山下達郎
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