蟹座の基本情報|いつからいつまでの誕生日
期間 | 6月22日〜7月22日 |
学名(ラテン語) | Cancer(キャンサー) |
星座石/守護石 | パール、ムーンストーン |
シンボルカラー/幸運色 | 銀色 |
支配星 | 月 |
ゾディアック | 巨蟹宮 |
ポラリティ(二区文) | 女性宮 |
クオリティ(三区分) | 活動宮 |
エレメント(四元素) | 水 |
蟹座はどんな人?性格やあるある特徴
ディープな付き合いを好む
蟹座は12星座の中でもっとも濃い人間関係を好む星座です。家族や恋人とはもちろん、友人関係でも深い付き合いを望みます。できるだけ腹を割って本音で話がしたいので、上辺で適当に合わせた会話をするのが苦手。
そうした性格ゆえに交友範囲は狭くなりやすいのですが、そのぶん深くて濃い関係を築いていきます。生涯の親友に恵まれることもあるでしょう。
蟹座の人は、自分が大切に思っている人たちを簡単には裏切りません。それどころか義理堅く尽くそうとするので、周囲からの人望も厚くなります。
ちょっぴり気分屋なところがある
蟹座の人は気分や感情で行動が左右されやすいとよく言われます。その理由は蟹座の守護星である月の影響によるものです。
日々かたちを変え続ける月は、蟹座の人の心模様そのもの。ちょっとした出来事から地の底に叩きつけられたかのように落ち込み、天にも舞い上がるような喜びで満たされたりするのです。
軽いものごとに関しては、決定も気分次第なところがあります。その時々で言動が変わりやすいのも、気分屋な一面によるものです。しかし愛嬌のある人ですから、それも何となく許されてしまうお得な性格とも言えるでしょう。
他人の世話を焼くのが好き
基本的に蟹座の人は、母性本能が強くて世話好きです。困っている人がいないか、寂しそうにしている人がいないかなど、周囲に対する気配りも忘れません。とりわけ小さな子どもや年配の方々には、とても優しく接します。
周囲への目配りも利くので、人間関係のクッション剤としての働きもするでしょう。そんな蟹座の人はグループ内で重宝される存在ですが、たまに親切が過ぎてお節介になってしまう場合も。
どんなに仲のよい相手であっても、踏み込んでほしくない事柄もあります。時にはそっとしておくことがベストな場合もある、と心得ておくといいですね。
心を許せる相手は特別!
蟹座の人には、仲が良くなればなるほど相手を特別視する性質があります。自分のテリトリー内に入ったと思う相手には、特に優しくするようになるのです。元来、他人に親切なタイプではありますが、親しくなるとさらに尽くそうとします。
それだけではなく、自分のことも積極的に話すようになります。なぜなら、相手にも自分をよく知ってほしいから。
防衛本能の強い蟹座ですから、最初は殻に閉じこもって様子をうかがっています。そのため初対面の印象としばらく経ってからの印象がまったく違う場合も。関係性が深くなるほどに本質的な魅力を大いに発揮していく星座です。
信念があるものにはブレない
ほんわかと柔らかい雰囲気を持つ蟹座の人。でも、内面はしっかりと太くて強い芯が通っており、ブレのない信念を持つことも大きな特徴です。
普段は柔和な感じなのに、突如として意志の強さを見せるため、そのギャップに驚く人もいるかもしれません。
言動がつねに一貫しているため、頼りがいのある人と思われることも多いでしょう。気分屋の一面がありながらも人として信頼性が高いのは、この真逆の性質が同居しているからなのです。
アットホームな雰囲気が大好き
仲間や身内を大切にする蟹座の人は、アットホームな雰囲気をとても好みます。気心が知れた仲間とわいわいと一緒に過ごす時間は、蟹座の人にとって至福の時。
そして、そんな空気感がある場が、どこよりも蟹座の人が輝ける場所です。
警戒心の強い蟹座の人は、知らない人が多い場所では容易にはリラックスできません。よく見知った人たちの中で安心感に包まれて、ようやく本来の自分をのびのびと出せます。だからこそ、こうした場や仲間を特別に大切にしているのです。
感受性が強くて繊細
自分のエリア内ではとても明るく振舞い、陽気に見える蟹座の人ですが、実は内面はかなり繊細です。
感傷的にもなりやすく、他人の何気ない言葉で深く傷ついたりもします。そして深く傷つけば傷つくほど、感情を内側に閉じ込めてしまうクセがあります。
他人の話はじっくり聞くのに、自分のネガティブな心情を話すのは苦手。人に迷惑をかけたくないという思いも手伝っています。ですが普段から人に親切にしているので、思い切って素直に心情を吐露すればきっと誰もが親身になって話を聞いてくれるでしょう。
「短所・悪い性格」視野が狭いと誤解されやすい
どんなときも自分の信念を大切にする蟹座の人は、時として視野が狭くて頭が悪いと思われることもあります。実際にはそうとは限らないのですが、自分が絶対にこうだと思えばガンとして譲らない、頑なな一面があるからです。
上辺で他人に合わせるのが嫌で、赤の他人からの評価もあまり気にしません。なおかつ、感情的になりやすい性格も大きく影響しています。ある意味では頼もしい性質でもありますが、柔軟性に欠けると単なる頑固者にもなりかねません。
他人と意見が対立したときは、一旦ものごとをフラットに見つめ直してみましょう。本来は他人のことを優先して考えられる人ですから、折中案や打開策も思い浮かぶはずですよ。
「短所・悪い性格」人見知りが激しい
他人になかなか心を開かず、受け身体質で人見知りも激しい蟹座の人。限られた人たちとの深いつながりを望むため、交友範囲も狭くなりやすいでしょう。しかし、それで自分の可能性の芽を、自ら潰してしまっているかもしれませんよ。
本人に悪気は一切無くても、冷たい人だとか、もしかして人間嫌いなのかもと思われやすく、損してしまうケースもあります。
現在仲の良い人たちも、もとは赤の他人です。ゼロから深い人間関係を築いてこられたのですから、自信を持つことが人見知り打開への一歩になります。気持ちを外に向けて大勢の人と関われば、自分の世界もさらに大きく開けていきますよ。
「短所・悪い性格」感情を優先しすぎる
感情で言動が左右されやすい蟹座の人は、無意識に他人を振り回して「わがまま」と思われる場合があります。それもたまになら可愛いのですが、度を越せば周囲もうんざりしてしまうでしょう。
また心配性な面もあり、自分のことだけでなく他人の心配までしてしまいます。それで気分が落ち込むと、感情的になったり、気が気でなくてミスが増えたりもしてしまうのです。
こうした短所を改善するためには、セルフコントロールをきっちり行うのが効果的。客観的にものごとを見て、感情に振り回されないようにするといいですね。そして自分を守るためにも、他人と自己の線引きをしっかり行いましょう。
蟹座の男性の性格・特徴
穏やかで大人しい人だと思われることの多い蟹座男性。実際、平和主義で人と対立することを好みません。
しかし心の内に深い愛情と情熱を秘めた人でもあります。
また、愛情が高まると、普段の姿からは想像できない行動をとることも。
蟹座の女性の性格・特徴
蟹座の女性は恥ずかしがり屋で、人見知りしやすい人が多い傾向にあります。慣れ親しむまでは少し硬い雰囲気も。
しかし知り合って日が経つと、徐々に明るくて陽気な本性を見せ始めます。世話好きで優しく、言動の端々に他人に対する気遣いを感じさせるでしょう。
ただ、頼まれると嫌と言えない性質と責任感の強さから、自分で自分を追い込んでしまいやすい人でもあります。頑張り屋なのはみんなが知っていますから、無理なら無理ときっぱりと断わっても周囲は理解を示してくれますよ。
慣れ親しんだグループでは、ムードメーカーに徹するタイプです。蟹座の女性がそこに居るだけで、自然と場の空気も和むでしょう。
蟹座の扱い方・トリセツ
とにかく優しくソフトに接する
警戒心や防衛本能が強い蟹座の人は、蟹がもつ硬い甲羅の如く一度閉ざしてしまうとなかなか心を開きません。特に知り合いに裏切られたり傷つけられたりした場合、これまで信頼していたぶん、失望感も段違いで大きくなってしまいます。
また自分が信念を持つ事柄に対しても、他人の意見には簡単に耳を貸さないでしょう。
そんな蟹座の人を上手に扱うには、頭ごなしに決め付けでものを言うのは厳禁です。蟹座の人の気持ちに寄り添いつつ、優しくフォローしてあげると徐々に心を開いてくれますよ。
甘えたい気持ちを察してあげる
日頃は他人を気遣い、甲斐甲斐しくお世話を焼く蟹座の人ですが、実は本人もかなりの甘えたがり屋です。なのに、自分の口から甘えたいと素直に言えないため、意外と悶々としてフラストレーションを溜め込んでいます。
蟹座の人には甘えたいとは言われなくても、大らかに包み込むような雰囲気を出して接しましょう。「どんなあなたでも受け入れるよ」という空気を相手が醸し出していると、元々甘えん坊な蟹座の人は自然と甘えることができます。そして、そんな相手にはより一生懸命に尽くすようになるでしょう。
蟹座が嫌いなこと
自分の親しい人を特別大切に思っている蟹座の人が一番嫌がるのは、その人たちの悪口を言われることです。悪口がエスカレートすれば、普段は温厚な蟹座の人も突然豹変して大激怒してしまいます。
なので、どんな理由があっても、蟹座の人の前では本人の家族や親友、恋人や想い人の悪口を言うのは避けましょう。
繊細な性格でもあるので、知り合ってすぐに蟹座の人と仲良くなろうとしても簡単には心の扉は開きません。ある程度の時間が必要ですから、時間をかけてじっくりと向き合うこことの余裕を持つとGOOD。そうすると、蟹座の人の無二の親友になれますよ。
蟹座を怒らせるとどうなる?
蟹座は怒らせると、とにかく怖~い人!普段は柔和で沸点も低くないのに、感情的な面があるため一度火が点くと収拾がつかなくなってしまいます。本質的には争いを好まない平和主義なのですが、そのギャップもあって余計に怖く感じるかもしれませんね。
感情を爆発させてそれで終わり!ということもなく、長期間にわたって怒りが収まらない場合も。特に仲間や身内が外から攻撃されると、一転して自分から攻撃的になる場合が多いです。
もし蟹座の人を怒らせてしまったなら、言い訳せずに誠意を持って早めに謝ることをおすすめします。
蟹座の恋愛傾向・恋をすると……?
好きな人とはひと時も離れたくない!
蟹座の人は、好きな人とはずっと一緒に過ごしたがります。離れた場所にいても、考えるのは想い人のことばかり。相手が今何しているのか、何を考えているのかと、つねに想いを巡らしています。
予定を立てるときも、率先して好きな人に合わせたスケジュールを立てようとするでしょう。
そして、一緒にいるときはかなりの甘えん坊。日ごろは他人のお世話を焼く立場に回ってばかりですが、好きな人には特に、自分を構ってほしいとか理解してほしいなどの欲求が爆発して、甘えたくなるのです。
愛情深くて一途な想いを抱く
12星座の中でもっとも愛情深い、と言っても過言ではない蟹座の人。いつも相手のために何かしたい、尽くしてあげたいと考えています。好きになったら、その人以外には目もくれません。なので、浮気をする心配はまずないでしょう。
恋に落ちるまでの蟹座の人は、かなり受け身で慎重派です。でも、ひとたび「好き」を確信すれば、意外に行動的になる面もありますよ。好きな気持ちを一人で抱えたままでは、居ても立ってもいられないからですね。
好きな人を一人占めしたい!
好きな人に一途な愛を捧げようとする蟹座の人は、相手にも自分だけを見てほしいと考えています。ですから、独占欲はかなり強めです。意中の人が他の人に目を向けようものなら、心の中に嫉妬の嵐が吹き荒れます。
交際に至ると、相手を束縛したがる一面もあるでしょう。でも、制限を設けられると離れたくなるのが人間の心理です。ご自身が蟹座という方は、ガチガチに束縛せずに、相手の自由を尊重したほうがよい関係性が築けることを忘れずに!
ヤキモチもたまになら可愛らしく感じてもらえますが、度を越さないように注意したいですね。
蟹座の好きなタイプ
蟹座の人が好きになりやすいタイプは、大らかで包容力のあるタイプ。甘えん坊の蟹座の人を優しく包み込んでくれる人を好みます。
共感性が高くて、自分の話を否定せずにじっくりと聞いてくれる人も好ましく思うでしょう。
そして男性も女性も蟹座の人は「可愛い人」を好みます。何事も完璧にこなすタイプよりも、ちょっとドジでも愛嬌があって可愛らしい人を好きになりやすいでしょう。女性は母性本能を、男性は庇護欲をくすぐるタイプの人に弱いのです。
蟹座が好きな人にとる態度
好きになったら脇目も振らずに一直線の蟹座の人ですが、最初のうちは警戒してあまり態度には出しません。
周囲の人に親切な蟹座の人ですが、好きな人にはさらに特別優しい態度で接します。ただし心配性な面もありますから、意中の人にヘンに思われないかと考えて突如として消極的になる場合も。緊張して「好き避け」っぽくなってしまうケースも蟹座のあるあるです。
好きな人には、他愛のない自分の日常の話をしたがります。その理由は、自分のことをもっと知ってほしい気持ちが強いから。何となく両思いの確信を得た途端に、急に大胆になるのも大きな特徴です。
蟹座の落とし方・攻略方法
蟹座の人を落とすなら、恋の駆け引きは絶対にNGです。本音での対話をつねに望んでいますから、好きなら好きとハッキリ伝えるのが好ましいでしょう。事あるごとに体調を気遣ったり、優しい言葉を掛けたりするのも効果的です。
メッセージなどのやりとりでは、本音で即返事を送ってあげると好感度がうなぎ登りになりますよ。
またチラッと弱い部分を見せたりする人にもトキメキます。自分に心を開いてくれたと思って、親密度がグンとアップ。弱みなんか見せても大丈夫?と思うかもしれませんが、蟹座の人にとっては信頼関係を築いていく上でとても大切なエッセンスなのです。
蟹座が結婚すると
蟹座の人が結婚をすると、家庭を中心にものごとを考えるようになります。交際する前から意中の人と結婚したらどうなるかな……と想いを馳せるほどです。結婚に対する憧れや関心は12星座の中でももっとも高く、理想の結婚生活を実現させようと頑張ります。
蟹座の男性は、大黒柱となるべく仕事にもより一層身が入るでしょう。家族サービスも面倒がらずにこまめにするタイプです。子どもができれば子煩悩なイクメンパパに!共働きならば、家事も率先して行うので、感謝の言葉が絶えない円満な家庭を築けるでしょう。
蟹座の女性は、お手本のような良妻賢母になります。家事育児から家計のやりくり、仕事にと奔走する日々を送るでしょう。ただし子どもに対しては、「大事!」と思うあまりに過保護になりやすいのが玉にキズ。成長の芽を摘まないように、ときには大らかに見守るといいですね。
蟹座に向いている仕事
人を支えたり育てたりする職業や、家・食に関する仕事が蟹座の適職です。具体的には看護師や介護士、幼稚園や学校の先生、不動産業やインフラ業、インテリアコーディネーター、家政婦、生活必需品に携わる仕事、食品業界やフードコーディネーターなど。
人当たりのよさを活かして、サービス業に就くのもいいですね。一人で黙々と作業に没頭しなければいけない仕事よりも、誰かに直接感謝される仕事のほうがやりがいを感じられるでしょう。
蟹座の人が仕事で成功するには、まず目標となる人を見つけることが大切です。というのも蟹座の人は模倣が得意な人が多く、見よう見真似でやっているうちにその道のエキスパートになれる才覚があります。オリジナリティは後から付いてくるので、その点での心配は無用です。
蟹座の性格まとめ
人との繋がりをとても大切にしている、優しい蟹座の人。知り合ってすぐは人見知りしてしまうシャイな面もありますが、関係性が深くなるほど大きな愛情を寄せてくれますよ。ときには感情的にはなりますが、基本的に愛嬌があって親しみやすい人です。
恋に落ちると、一途に相手を愛し続けます。男女ともに蟹座は「結婚したい相手No.1」と言っても間違いないでしょう。