変人・奇才・天才肌……水瓶座生まれの人を取り巻くウワサはとにかく「ただものじゃない」ものばかり。
十二星座きっての斬新でクールな思考回路は恋愛や仕事、人間関係などあらゆる場面で独特の人生スタイルを演出します。
この記事では、真の自由人・水瓶座の特徴を恋愛や仕事など多方面から徹底解説。ご自身が水瓶座という方や、周囲の水瓶座の人に対して「あの人、何を考えているんだろう?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
水瓶座の基本情報|いつからいつまでの誕生日
期間 | 1月20日〜2月18日 |
学名(ラテン語) | Aquarius(アクエリアス) |
星座石/守護石 | サファイア、アクアマリン |
シンボルカラー/幸運色 | メタリックカラー |
支配星 | 天王星 |
ゾディアック | 宝瓶宮 |
ポラリティ(二区文) | 男性宮 |
クオリティ(三区分) | 不動宮 |
エレメント(四元素) | 風 |
水瓶座はどんな人?性格やあるある特徴
クールな都会派!スタイリッシュな美男美女
水瓶座生まれの人は、どことなくクールでスタイリッシュ。
伝統的に「情報」「未来」などと関連付けられてきた星座であるため、インターネットや電子機器といった「新技術」「新様式」に強い人も多く、都会的・メタリック・宇宙的なイメージがよく似合います。
内面的にもまるで革命家のような自由と孤高の気高い精神を持ち合わせており、世間の風潮や周囲の目などどこ吹く風。
人に媚びずに自在に未来を切り拓き、目標に向かって邁進する美しい生きざまが、男女問わず「とにかくカッコいい人」として周囲からの注目を集めます。
ツンデレ発動!照れ屋が多い
生来クールな人であり、周囲に対する人当たりは比較的さっぱりめの水瓶座の人。
愛敬を振りまくタイプではないため「怖い人なのかな?」などと誤解されることもありますが、あまり変化しないように見える表情の下には非常に温かい心を秘めています。
なにしろ、水瓶座の人は根っからクール。困っている人がいれば持ち前の知識と情報を駆使してすかさず助けますが、用が済んだら「名乗るほどのものでは……」と言わんばかりにその場をスッと離れてしまいます。
見返りを求めない無私の優しさと寡黙な背中に、「カッコいい……!」とさらなる憧憬のまなざしが集まることになるのです。
これだけは譲れない!秘めたこだわり
単なるクール系・さっぱり系であるかと思いきや、内面には自由に対する熱い想いが常に燃えているのが水瓶座です。
既存の権力や古い形式に従わされそうになったり、当人の意思と反したことをさせられそうになったりしたときの反抗力にはかなりのものがあります。
合理的・論理的で感情に振り回されることを嫌うので、派手な口論や大喧嘩に発展する可能性は低めですが、ひとたび意地になった水瓶座は他の星座が手に負えなくなるほど頑固。
さながら甲羅に閉じこもった亀のごとく、宥めてもすかしても返事をしないこともあります。
お相手も頑固なタイプだった場合、冷戦のような膠着状態になってしまうこともあるので要注意です。
奇人?変人?時代を先取る天才肌
未来、宇宙、そして革新。水瓶座は古来「新しい時代のもの」「斬新なもの」と縁が深い星座とされており、生まれながらにかなり奇抜なものを愛する感性に恵まれています。
他の星座の世界観からすると「えっ、それ?」と唖然としてしまうような審美眼は誰にも真似できないものなので、新しすぎる発想の価値が認められれば一躍時代の寵児となることも。
斬新な作曲手法で現在でも「天才」と称されるモーツァルトや、発明王のエジソンも水瓶座です。
あまりに独創的な発想は時に周囲を置き去りにしてしまい、「時代が追いついていない」状況になることもしばしば。しかし、まるで未来の世界を先取りするかのような彼らの発想は、人類の進歩に欠かせないものなのです。
真のサバサバ系!中性的な魅力アリ
水瓶座の神話を紐解くと、その美しさゆえにゼウスに見初められ、酌夫(お酒を注ぐ人)としてオリンポスに誘拐されたガニュメデスという少年に行き着きます。
ガニュメデスは、男性でありながら女性と見まごうほどの絶世の美少年。そんな彼に象徴される水瓶座の人は、外見・内面ともに「中性的」な魅力を持つ人が多いと言われています。
いわゆる「女性・男性らしさ」とはあまり縁がなく、感情表現はさっぱりドライ。男女による性質の違いも他の星座ほど目立たず、サバサバした人が多いのが特徴です。
態度は常にフラットでありながら、ひとたび口を開けば聞いたこともないアイデアが次々に飛び出す……水瓶座は、そんなふうにとても興味深い人たちなのです。
目の付けどころはそれぞれ!面食いな一面
水瓶座は独特のセンスを多分に持ち合わせている星座であるため、非常に鋭い審美眼の持ち主です。
ゆえに恋愛面では「面食い」になりやすく、自分が美しいと感じる特徴を持った相手を好きになる傾向があります。
ただし、水瓶座の審美眼は個々人のセンスに見合ったものを探す「センサー」のようなものです。
彼らが求めているのはあくまで「本人にとっての」美男美女なので、同じ水瓶座でも好きな相手のタイプはまったく違うということも往々にしてあります。
沸点高め!怒らないタイプ
ドライ系でサバサバしている水瓶座の人は、怒りを感じる沸点が非常に高いです。
そもそも、思考の起点が常に独特のマイワールドに置かれている=周囲の人に対する依存度や期待値が高くない人なので、多少ムッとすることはあっても「ま、そんなもんか」と柔軟に受け流すことができるのです。
しかし、いざ怒るとなるとなかなか厄介な一面も。エキセントリックな感性の持ち主であるがゆえに怒りを感じるポイントも本人にしか分からないようなところがあります。
本人は激怒しているのに周囲は「なんで怒ってるの?」と困惑する……というすれ違い状態になることもしばしばです。
「短所・悪い性格」自分勝手と思われやすい
意図しているわけではなくとも、万事エキセントリックなことをしがちな水瓶座の人。
周囲の人にどれだけ「ヘン」と不思議がられても意に介さずに改革を進めるパワーには目を見張るものがあります。
ただし人当たりがドライであるために、誤解されてしまいがちなのは否めません。みんなと同じことができない・怖い・冷たい・自分勝手などなど、水瓶座の革命の精神が理解できない人々からの評価は散々なもの。
水瓶座本人も「分からないなら別にいい」と割り切ってしまう傾向があるため、溝は深まるばかり……。
無理ににこやかにする必要はありませんが、時には「一般人」の声も聞いてみてください。人間関係が円滑になるだけでなく、新たなアイデアが生まれる可能性もありますよ。
「短所・悪い性格」団体行動が苦手
水瓶座の革新的な発想は、停滞や膠着を打ち破って物事を進展させるほど力強いものなので、チームにひとりは欲しい逸材です。
しかし、水瓶座本人はあくまで誰にも束縛されたくない自由人気質。「団体なんてまっぴら」とみずから一人になろうとする傾向があります。
規律の厳しい団体行動・派閥による「群れ」など、型にはまった組織の在り方や権力者を中心としたコミュニティの価値が、水瓶座には理解できません。それよりも自分を理解してくれる真の友と語り合いながら、どんどん新しいアイデアを試したいと思っているのです。
水瓶座と認め合えるほどの友人は限られているかもしれません。しかし、水瓶座は彼・彼女の存在に大いに刺激を受け、生涯の友として切磋琢磨し合うことを幸福と感じるはずです。
「短所・悪い性格」飽きっぽい一面もある
斬新な発想を次から次に生み出すことに長けた水瓶座の人々。そのスピード感は素晴らしいものですが、いかんせん「出しっぱなし」になりがちなのが残念なところです。
なにしろアイデアが豊富なため、肝心の「実行」が追いつく前に次のアイデアに夢中になってしまったり、着手しても「なんか飽きちゃった」とモチベーションが下がってしまったりとなかなかに前途多難。
ひとつのことにじっくり取り組む……というタイプではないので、せっかくのアイデアが結実しないこともしばしばです。
水瓶座の発想は、人類の進化の糧となりうるものです。ぜひ、思いついたアイデアはひとまず形にしてみてください。その名もなき「発明品」の中では、誰かが求めてやまない至宝が世に出るときを待っているかもしれないのですから。
水瓶座の男性の性格・特徴
人と違うことをするのが大好きで、ゴーイングマイウェイを貫く水瓶座男性。
そんな自分の世界観を笑って受け止めてくれる人に出会えたら、水瓶座男性は全幅の信頼を寄せてくれるに違いありません。
彼の気持ちに寄り添い、まずは「良き理解者」「同志」を目指しましょう。
水瓶座の女性の性格・特徴
十二星座随一のジェンダーレス女子といっても過言ではない水瓶座の女性。
水瓶座の神話に登場する少年・ガニュメデスのように中性的な魅力や爽やかな透明感を持つ人が多く、女性であってもさっぱりとした感情表現を好む傾向があります。
性別に限らず何においても固定観念にとらわれない革新的な視点を持っており、物事の「本質」を公平に見抜く目はまさに一級品。
「女性だから」「もうこんな歳だから」「やったことないから」「普通はこんなことしないから」……こうした思い込みに悩まされている人を鮮やかに救い出す現代のジャンヌ・ダルク、それが彼女たちなのです。
水瓶座の扱い方・トリセツ
THE・自由人!大らかな付き合いが吉
確固たる自分のリズムを刻みながら生きている水瓶座の人。
時に独創的なビートを奏でるその人生スタイルは、マイペースなものになりがちなうえに他者に対する依存度も低いため、人付き合いにマメなタイプとは少々意見が食い違うこともあります。
たとえば、「友人・恋人であっても必要なときしか連絡しない」というのは水瓶座のデフォルト。かなり親しい間柄であってもこれは変わらないので、「なんで連絡してくれないの!」などと怒るのはNGです。
水瓶座の愛情は、連絡頻度や時間など超越する規格外のもの。たとえ長期間ブランクがあったとしても、いざ対面すると「あれ、昨日も会ったっけ?」と錯覚してしまうような、不思議な関係をぜひ楽しんでみてください。
無理強いはNG!大人数に困惑
水瓶座が嫌いなものトップ3にランクイン間違いなしなのが、「団体行動」。
ルールや決まりと相性がよくないため、「大勢が予定や決まりに従って同じ行動をする」というような状況ではイマイチ楽しめません。
仕事ならある程度仕方がないとあきらめていても、プライベートでは自由にさせてほしいというのが本音でしょう。
たとえば「今度みんなで○○する」という状況になったとき、水瓶座の人を無理に誘うのはNG。
参加したければはっきりそう言うタイプなので、一度声をかけて様子を見るといったアプローチが双方にとってベストです。
水瓶座が嫌いなこと
水瓶座は自由・変革・独創がキーワードの天才肌。既存の「型」「枠」「常識」に無理やり当てはめようとするとせっかくの才能が大幅に損なわれてしまうばかりか、「うるさい!」と怒らせてしまう可能性が非常に高くなります。
たとえよかれと思っての忠告であっても、水瓶座からすれば完全に大きなお世話。
年齢や立場の上下も彼らにとっては取るに足らないことなので、「親だから」「上司だから」「先輩だから」と上下関係にあぐらをかいて一方的に諫めようとする相手に対しては猛反発します。
水瓶座は型にはまるタイプではなく、むしろ将来的に新たな型となるような革命家に近いタイプ。従来の手法や古い常識など、彼らには無意味に等しいものなのです。
水瓶座を怒らせるとどうなる?
合理的でドライという性質のおかげで普段はめったに怒らない水瓶座ですが、実は「本気で怒らせたら十二星座一怖い」という意見もチラホラ。
沸点が高い物質ほどいざ沸騰したときの危険度が高いのと同じで、一度限界を突破してしまうと誰にも手がつけられないほどの「キレぶり」を見せることがあります。
しかも譲れないものに対しては非常に頑固になる性質を持っているため、彼らが「キレる」ほど怒らせてしまったあとではもはや手遅れ。
修復困難なほど関係がこじれる可能性もあるので、やはり最初から怒らせないようにした方が得策です。
水瓶座の恋愛傾向・恋をすると……?
意外?ヤキモチ焼き&寂しがり
水瓶座のさっぱりした性質からすると恋愛面もさぞ淡白なのかと思いきや、実は本命の相手には意外に独占欲を発揮する可愛らしい一面も。
何かと「常識がない」「理解できない」と遠巻きに見られがちな水瓶座の人は、心の奥で「真の理解者」に飢えているところがあり、本当に気に入った相手には周囲が驚くほどの嫉妬深さを見せることがあるのです。
ただし、束縛しようとするのは関係が浅いうちだけ。仲が落ち着いてきた・十分な信頼関係が築かれたと判断できた途端生来のドライさが優位になり、例の「必要なときしか連絡しない」という自由人状態に戻る傾向があります。
制御不能!恋に溺れることもある
恋に落ちると、どんなに冷静な人でも状況に一喜一憂してココロ模様が乱高下しがち。
水瓶座の人は感情に対して常に冷静なスタンスを貫くタイプなのですが、そんな彼らも恋の魔力には抗えません。
かえって普段クールな反動が強く出て、感情に振り回されてしまうこともあります。それゆえ恋愛下手であると自覚している水瓶座の人も多いようです。
ひとたび恋がはじまると、燃え上がった気持ちは水瓶座本人にも制御不能。底なしの「恋愛沼」に引きずり込まれるまま、溺れるように愛にのめり込んでしまうのです。
自由人の弊害!浮気っぽい一面
自由人・ドライ・常識にとらわれない……となると、やはり心配なのが「一般的な倫理観を逸脱した恋愛」。
浮気や不倫のような恋愛だけでなく、歳の差や立場の差を超えた、いわゆる「禁断の恋」にも走りやすい性質があります。
しかも、先述のとおり恋愛に関しては水瓶座本来の合理性や論理性がうまく発揮されないことがあるため、一度「沼」にはまるとなかなか抜け出せず、まさに泥沼的展開に……。
「普通じゃないところ」が魅力な星座ではありますが、行動次第では本命や周囲をひどく傷つけてしまう可能性があることは気に留めておかなくてはなりません。
水瓶座の好きなタイプ
水瓶座のストライクゾーンは他の星座とも、さらに同じ水瓶座同士とも分かち合えない当人だけのもの。
一人ひとりが独立した世界観を持っているため、共通しているのは「その世界観を理解・肯定してくれる相手」に惹かれやすいという点くらいです。
自分の世界を楽しんでくれる人だけでなく、同じように天才肌で、独自の世界を構築しながら生きている個性派のことは「おもしろい人」と一目置いて絆を深めていきます。特別美しいものや、洗練されたものを持っていなくてもまったく問題ありません。
個性的であること。独創的であること。本人の考えがよく表現されていること。水瓶座の人はそうした「その人だけの宝」を発見し、称賛してくれるのです。
水瓶座が好きな人にとる態度
水瓶座の人は気になるお相手の「世界」を詳しく知ろうとする傾向があり、積極的に関わってどんな個性を持った相手なのかを考察しようとします。
本来は合理的・論理的・ドライと三拍子そろった省エネなタイプなので、時間と手間を惜しまず関わりを持とうとしている時点で、少なくとも「興味の対象」であると考えてもよいでしょう。
脈がない場合も比較的分かりやすく、興味がない相手には文字通り見向きもしません。
恋がはじまった段階では派手な愛情表現は望めないかもしれませんが、様子をよく観察してみると向き合っている相手に対する「好き」「興味ない」は比較的分かりやすい人と言えます。
水瓶座の落とし方・攻略方法
水瓶座には、「おもしろい!」という一言がてきめんに刺さります。彼らの独特すぎる世界観を肯定的に捉えるこの一言は、水瓶座にとっては「理解者を見つけた」ことを示す福音。
水瓶座が表現したものを見てポジティブな反応をすることで、一気に「興味の対象」に格上げしてもらえる可能性もあります。
創作活動や芸術活動などが趣味の方は、そこからさらに自分の世界観について話してみるのもいいでしょう。「似たもの同士かもしれない」とシンパシーを感じられる相手のことは真摯に追求しようとするので、臆せず堂々と自分の世界を表現すると吉です。
水瓶座が結婚すると
とにかく型破りな水瓶座の人にとって、伝統的な「一妻一夫制」的な結婚の在り方はあまり価値を感じられないかもしれません。
賢明ですが家庭的なタイプではないので、良き夫・良き妻といった伝統的な役割を伴侶に求める方とは難しい相性になるでしょう。
逆にオープンマリッジに抵抗がないなど、水瓶座と同じように自由なタイプや革新的なタイプとは折り合い良好。どこにもない斬新な家庭運営の方法を編み出せる可能性もあります。
周囲からの理解を得るのは難しいこともあるかもしれませんが、お二人が心から納得して過ごせる方法を工夫することには、「新たなスタンダードを発明する」という観点からも非常に価値があると言えます。
数十年後には、水瓶座の人が考え出した結婚様式が当たり前……なんて展開も十分にあり得る話なのです。
水瓶座に向いている仕事
水瓶座のキーワードは、「自由」「革新」「変革」「未来」「斬新」「インターネット」など。
文字通りインターネットに関わるIT系の仕事や、情報を扱う仕事が第一の適職になります。テレワークやWeb会議といった、最新技術を取り入れた働き方にもいち早くなじめるでしょう。
「斬新な発想で世にないものを生み出す」才能に恵まれているので、発明家をはじめとしたクリエイティブな職業もおすすめ。組織に所属する場合も、企画や開発など豊富なアイデアを存分に発揮できるポジションを選ぶと大活躍が望めます。
逆に、伝統を重んじる社風や規律の厳しい環境などにはあまり向いていません。社歴の長い老舗などよりは、若い力と柔軟な社風を持つベンチャー企業のような環境の方が向いているタイプです。
水瓶座の性格まとめ
十二星座きっての自由人にして、時代の変革者たる素質を多分に持ち合わせた水瓶座。
あまりに独創的な思考回路は周囲を置き去りにしてしまうこともありますが、時に自発的にパラダイムシフトを引き起こしてしまうような凄まじい改革力は、誰にも真似できない水瓶座ならではの素晴らしい特性と言えるでしょう。
水瓶座の発想は時代を先取りするほど未来的な場合もあり、当初は正当に評価されないこともあるでしょう。しかし、既存のものに親しんでいるだけでは発展が停滞するのは自明の理。
水瓶座の変革力はぬるま湯状態を打破し、人類が進歩を続けていくために必要不可欠なものなのです。