ディズニー映画『クルエラ』日本版声優を務めた柴咲コウさんにインタビューしました。
女優、アーティスト、事業化など幅広いジャンルで活躍し、YouTubeチャンネル「レトロワグラースch.」も人気の柴咲さん。こちらの記事では、映画の見どころや、C CHANNEL読者へのメッセージをお伝えします!
ぜひ最後までチェックしてみてください。
「美女と野獣」「アラジン」のディズニーが、
「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンを主演に贈る実写映画最新作。
パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドンで、デザイナーを夢見る少女エステラは、
なぜ邪悪なヴィランに変貌したのか?
名作アニメーション「101匹わんちゃん」に登場する、ディズニー史上最もファッショナブルで、最も悪名高きヴィラン“クルエラ”の誕生秘話が、衝撃の≪パンクロック・エンターテイメント≫として過激かつスタイリッシュに明かされる。
女優・アーティスト・実業家など幅広いジャンルで活躍するタレント。
『クルエラ』の日本版声優を担当し、日本版エンドソングも歌いあげました。
−−『クルエラ』役の日本版声優のお話がきたときのお気持ちをお聞かせください。
「声だけで表現するというお仕事は、別のアニメでは経験があったのですが、実写の作品では初めてでした。
務まるのかなというところもありましたが、お声がけ頂いたことはすごく嬉しかったです。」
−−ディズニー作品には多くの愛すべき“ヴィラン”が登場しますが、その中でもクルエラはどんなキャラクターでしょうか?
クルエラの魅力を教えてください。
「クルエラは、悪役なのにずっと親しまれていて、すごく象徴的なキャラクターだと思います。特に、「自分が自分を生きるんだ。本能に従う」と強く想っている部分が魅力的。
生きていると、人に合わせてしまったり、社会の風潮に飲まれてしまったりしがちだと思うんですね。でも、そうではないと思うんです。彼女は自分の責任は自分で取る。その代わり、隠れも逃げもせず”自分の心に嘘はつかない”という強い信念を持っているところが魅力だと思います。」
「クルエラ」映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中 ※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ヴィラン(悪役)でありながら、そのファッションやカリスマ性で人気の高いクルエラ。本作では「101匹わんちゃん」では語られなかった彼女のバックグラウンドが明かされる。
−−観客に伝えたいことや、映画の見どころを教えていただけますか?
「映画を見て、クルエラから「力強く生きることの大切さ」を感じ、勇気をもらいました。
特にこの時代「私はどんな生き方をするべきなんだろう?」「自己主張って難しい」と、自分をうまく出せない人も多いと思います。そういう方達は何かヒントを得られるんじゃないかな、勇気付けられるんじゃないかなと思います。」
−−特にどんな方におすすめか教えていただきたいです。
「しがらみを感じていたり、社会の中で揉まれていたり、なかなか認められず葛藤している人には刺さるんじゃないかと思います。
単純に、わんちゃんもいっぱい出てくるから、わんちゃん好きにもみて欲しいですよね(笑)」
「クルエラ」映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中 ※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
「クルエラ」と言えばダルメシアンの子犬や、相棒のジャスパーとホーレス。実写版での彼らにも注目!
−−クルエラを演じてみて、クルエラの生き方に気づかされたことなどはありますか?
本作品にはどのようなメッセージが込められていると思いましたか?
「今回、日本版声優を務めさせていただいて、私自身もものすごく元気になったし勇気づけられたんですよね。特にこういう時代で、もちろん皆とのバランスや調和も必要だけど、だからといって個性を押しつぶすことは得策ではないと思っていて。
せっかく人と違う自分を生きているから、「この自分を大切にして活かしたいな」という希望が湧いてきたので、そのような部分をキャッチしてほしいなと思います。」
「クルエラ」映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中 ※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
母想いでファッション・デザイナーを夢見る少女エステラが、自分の本当の声に従い悪名高きヴィラン「クルエラ」として覚醒する。
−−仰るとおり、クルエラが本当の自分を手に入れたところからの「強さ」は印象的でしたね。柴咲さんは、クルエラのように「自分らしく」生きるためにはどんなことが必要だと思いますか?
「“自分らしさ”も人それぞれだと思うので、「これが良いよ」ということではないと思うのですが、“やはり、自分の考えを否定しないこと”は大切だと思います。
自分の味方はやっぱり自分だと思うし、他の人が「え~?何その考え」と言っても、自分自身は湧いてきたものや考えは大切にした方が良いと思います。」
−−今回は日本版声優に初挑戦されましたよね。
幅広いジャンルで活躍するにあたって、目標にしている方などはいらっしゃいますか?
「私の働き方ってあまり例もないと思うので、特にこの人っていうことはあまりないですね。
誰かに似てるとかよりも、やっぱり自分なりのオリジナルな生き方したいなと思います。
そういう新しいオリジナルな生き方を提示することによって、若い人たちが勇気付けられたりすることもあるかなと思っています。」
−−C CHANNELの読者は、夢に向かって頑張るエステラに共感する方が多そうです。
将来に向かって奮闘している若者に、柴咲さんから応援のメッセージをいただきたいです。
「やっぱり「好き」というのは本当に大切な事だと思います。
誰かがどう評価するかじゃなくて、自分がそれを本当に好きかどうかって追求することがとても大切です。」
女優・アーティスト・レトロワグラース代表
2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では主役を演じる
2016年持続可能な社会を作るためにレトロワグラースを設立
2018年環境省より「環境特別広報大使」に任命される
2019年9月には初のエッセイ『LIFE THE KO 生きるを活かす9のこと』、写真集『THE KO 柴咲コウ photo book』を同時出版し、自らのライフスタイルを発信した
2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説『エール』にて、世界的に活躍するオペラ歌手・双浦環、同年10月より放送された日本テレビ『35歳の少女』では、心は10歳、体は35歳の主人公・時岡望美を演じた
音楽活動においては近年、Jazztronik 野崎良太氏をサウンドプロデューサーに迎え、ワンランク上の上質な楽曲制作をしている
2020年8月5日、自身の誕生日に初となる無観客ライブ『DRESS THE KO』を京都にて開催した
「クルエラ」映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中 ※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です
物語の舞台はパンク・ムーブメントが吹き荒れる1970年代のロンドン。
幼い頃から個性が強く、どこか普通の子とは違った感性をもつ少女”エステラ”。ファッションデザイナーの夢に向かって、身を削りながら働き続けていく中で伝説的なカリスマデザイナーの”バロネス”と出会うことになる。最初は憧れの存在だった”バロネス”との関係性にも変化が訪れる。
この出会いによって”エステラ”の運命は大きく変わることに…。次第に狂気に染まっていくエステラは、徐々に“クルエラ”へと変貌していく。ディズニー史上最も悪名高い”クルエラ”の衝撃の誕生秘話が明らかに!
この記事を見た人におすすめの動画まとめ記事
今回もキャンドゥから、新作が続々と登場♪ その中でも厳選して3つをご紹介しま...
プライベートでもお仕事でも大活躍のスマホ。使い勝手のよいスマホスタンドをお探しの方...
暑い日々が続いています、熱中症対策はバッチリしておきたいですね。 皆さんはどのよ...
100均で販売されているファスナーケースには色んな大きさがありますが、サイズによっ...