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QスイッチYAGレーザー|機械の種類や特徴・ほかのレーザーとの違いもチェック!

肌のレーザー治療についてリサーチしていると、「QスイッチYAGレーザー」という言葉をよく目にしますよね。多くの美容クリニックで導入されているレーザーの一種ですが、具体的にどんなものなのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、QスイッチYAGレーザーについて、その特徴や仕組みを詳しく解説します!ほかのレーザーとの違いや機器ごとの特徴、QスイッチYAGレーザーが受けられるおすすめクリニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください♡

※この記事は「医療広告ガイドライン」に沿って執筆しています。
※美容医療は保険適用外の自由診療です。
効果とリスクのバランスに納得した上で、自分に合った治療を選びましょう。

※料金は全て税込にて表記しています。

※本ページはプロモーションが含まれています

目次

QスイッチYAGレーザーってなに?ほかのレーザーとの違いは?

YAGレーザーには「QスイッチYAGレーザー」と「ロングパルスYAGレーザー(通常のYAGレーザー)」の2種類があります。QスイッチYAGレーザーとは、その名の通り「QスイッチがついたYAGレーザー」という意味。

まずはQスイッチの有無によって何が変わるのかや、ほかにQスイッチがついた「Qスイッチルビーレーザー」との違いについて解説します。

QスイッチYAGレーザーの特徴|2つの波長を使い分け

そもそもQスイッチとは何かというと、アイシークリニックによる説明は以下の通り。

Qスイッチとは、「パルス幅」と呼ばれるレーザー照射の持続時間を調整し、エネルギーを焦点化できる照射法です。
短時間に高いエネルギーを与えることができ、メラニン色素に対して適した出力のエネルギーを照射できます。
メラニン色素にのみ照射できるので、健康な肌へダメージを与えることがなく、シミやそばかすの除去が可能です。

引用:アイシークリニック

簡単にいうと、Qスイッチはレーザーをよりピンポイントかつ高出力で照射するためのスイッチということですね。

また、Qスイッチと名前のつくレーザーは、YAGレーザーのほかにルビーレーザーもあります。QスイッチYAGレーザーとQスイッチルビーレーザーの違いは、以下のように説明されています。

Qスイッチヤグレーザーは、2つの波長(532nm、1064nm)を使い分けることで、シミ・ほくろ・そばかす・あざなどの幅広い色素性病変治療に優れます。

引用:品川スキンクリニック美容皮フ科

YAGレーザーは2種類の波長で照射することができ、それぞれ使い分けることで幅広い症例に対応することが可能です。
一方、ルビーレーザーは高出力の照射ができないものの、シミの除去に関してはYAGレーザーよりも適しています。

引用:アイシークリニック

QスイッチYAGレーザーの波長は532nmと1064nmの2種類。一方、Qスイッチルビーレーザーの波長は694nmの1種類のみです。

QスイッチYAGレーザーは2種類の波長を使い分けることで、シミだけではなくほくろ、そばかす、あざなど幅広い肌の悩みに効果が見込めるんですね♪

QスイッチYAGレーザーはどんな人におすすめ?

QスイッチYAGレーザーが持つ特徴は、どんな症状の治療に向いているかというと、ヒロクリニック美容皮膚科・美容外科は以下のように説明しています。

パルス幅を10億分の1秒単位で制御できる「Qスイッチ」が開発され、従来は治療が困難だった太田母斑や後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)、入れ墨などのレーザー治療が可能になりました。
(中略)
“しみ”の原因であるメラニン色素は、その存在する深さが様々なので、2つの異なる波長を使うことによって、浅い表皮のメラニンから深い真皮層に存在するメラニン色素を破壊することができます。
長い波長(波長1064nm)のものは皮膚の途中で弱まりにくく、お肌の深くまで届き、短い波長の光(波長532nm)は浅い表皮に存在するしみを効率よく治療することができます。このようにQスイッチYAGレーザーは二つの波長を(532nm、1,064nm)使い分けることで、周囲の正常組織を極力傷つけずに、浅い層から深い層の色素病変を取り除くことができます。
この特性から、一般的な紫外線によるシミはもちろん、真皮層まで深く達する青みががったあざやタトゥーを除去するのに優れています。

引用:ヒロクリニック美容皮膚科・美容外科

QスイッチYAGレーザーの特徴は、2種類の波長によって肌のさまざまな層にある色素にアプローチできること。浅い層にあることが多いシミなどの改善に加え、深い部分にあるあざやタトゥーの除去もできることが、ほかのレーザーとの違いです。

QスイッチYAGレーザーを適用している症例はクリニックごとに違い、また肌の状態も一人ひとり異なります。自分にQスイッチYAGレーザーが合っているかどうかは、実際にカウンセリングで医師に肌を見てもらってから判断するのがおすすめですよ!

QスイッチYAGレーザーによる施術を受けられるおすすめクリニック

ここでは、QスイッチYAGレーザーを使用した施術を扱っているおすすめクリニック6選を紹介します。たくさんある美容クリニックの中でも、全国展開していてどなたでも通いやすいクリニックを選びました♪

それぞれのクリニックの特徴や料金、QスイッチYAGレーザーの適用症例について解説していきます。気になるクリニックを見つけたら、ぜひカウンセリングに足を運んでみましょう!

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックでは、QスイッチYAGレーザーを使用したトーニングとスポット照射ができます。使用機器は「スペクトラ」または「トライビーム」。

どちらも肌に均一かつマイルドに作用する「トップハット型照射」ができ、レーザーの刺激で悪化する可能性がある肝斑の治療にも使えるのが特徴です。

また、聖心美容クリニックではレーザーの照射を看護師ではなく医師が行ってくれるため、技術力にこだわってクリニックを選びたい人におすすめ◎プレケアやアフターケアのオプションも充実していて、肌をいたわりながら施術できます。

施術名範囲・部位最低料金
YAGレーザー長径1mm5,500円
肝斑レーザートーニング38,500円

クリニック情報

スペクトラ施術可能院横浜院
トライビーム施術可能院大宮院・熱海院・名古屋院・大阪院・広島院・福岡院

東京美容外科

東京美容外科では、シミ、あざ、タトゥーなどの除去を目的としたQスイッチYAGレーザーのスポット照射を行っています。肌の色に関する悩みだけではなく、妊娠線や肉われにも効果が見込めるそうです♪最小単位が1cm×1cmと大きめなので、広範囲の悩みを解消したい人におすすめ◎

また、QスイッチYAGレーザーで改善が見込めない場合は、ほかの施術も提案してくれるとのこと。自分にQスイッチYAGレーザーが合っているかどうか、まずは相談してみたい人にピッタリですね!

施術名範囲・部位最低料金
QスイッチYAGレーザー1cm×1cm10,700円

クリニック情報

ヤグレーザー施術可能院秋田院・福島院・広島福山院・山口下関院・長崎諫早院

品川美容外科

品川美容外科では、QスイッチYAGレーザーの施術に「メドライトC6」を使用しています。肝斑などの改善を目的とするトーニングと、シミ、そばかす、あざなどへのスポット照射が可能です!

トーニングは顔全体のほかに頬のみの施術も選ぶことができ、頬周辺に目立ちやすい肝斑、くすみ、毛穴の開きなどが気になっている人におすすめ◎

顔全体の施術は3回コース、6回コースも用意されていて、継続的に通うことで効果が期待できます。さらに美肌を目指したい人には、コラーゲンピールや内服薬、美白クリームの併用もおすすめしているとのことです♪

施術名機械の種類範囲・部位最低料金
レーザートーニングメドライトC6頬のみ2,700円
レーザートーニングメドライトC6顔全体5,190円
QスイッチYAGレーザーメドライトC61mm×1mm5,390円

クリニックのある地域

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  • 静岡
  • 大阪
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  • 福岡

品川スキンクリニック美容皮フ科

品川スキンクリニック美容皮フ科では、上で紹介した品川美容外科と同じ料金、施術内容でQスイッチYAGレーザーのメニューを扱っています。使用機器も同じく「メドライトC6」です。各クリニックの場所は公式サイトで確認できるので、どちらでも通いやすいクリニックを選びましょう♪

公式サイトには症例写真も豊富で、施術直後の様子のほか、数カ月後の経過も確認することができますよ◎また、症例には施術院やドクターの名前も併記されているので、こちらで自分に合いそうなクリニックを見つけるのもおすすめです。

クリニックのある地域

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湘南美容クリニック

湘南美容クリニックでは、QスイッチYAGレーザーを使用したトーニングとシミ取りができます。使用機器は「スペクトラ」または「ヘリオス」。クリニックによって導入機器が違うため下記の表か公式サイトで確認しましょう♪

ちなみに、クリニックによってはQスイッチYAGレーザー機器の導入がなく、同じメニューでも違うレーザーを使用する可能性があるとのこと。こちらも詳しくは公式サイトを参照してみてください。

大きさを問わず10個までシミ取りができる「シミ取りレーザー10」というメニューが特徴的で、気になるシミをまとめて改善したい人におすすめですよ◎

施術名範囲・部位最低料金
肝斑レーザートーニング*全顔8,750円
シミ取りレーザー10**26,000円
シミ取りレーザー顔のみ/肝斑以外2,680円
*院限定施術
**大きさ問わず10個まで

クリニックのある地域

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  • 和歌山
  • 香川
  • 愛媛
  • 岡山
  • 広島
  • 福岡
  • 大分
  • 熊本
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄

※各院の取り扱いレーザーについてはこちらからご確認ください。

シロノクリニック

シロノクリニックでは、QスイッチYAGレーザーを使用したトーニングを行っています。使用機器は「メドライトC6」で、トップハット型の照射で肌に刺激を与えすぎずに作用するのが特徴です!

下記で紹介している顔全体の照射のほかに頬+鼻のみの施術も選べて、鼻周りのそばかすや毛穴が気になる人におすすめ◎また、施術回数も1回、3回、5回から選択可能です。回数を重ねるごとに透明感のある肌になっていくとのことで、定期的に通って効果をアップしたい人におすすめですよ♪

施術名機械の種類範囲・部位最低料金
QスイッチYAGレーザーメドライトC6顔全体66,000円

クリニックのある地域

  • 東京
  • 神奈川
  • 大阪

QスイッチYAGレーザーの種類|スペクトラ・トライビーム

QスイッチYAGレーザーが照射できる機械には、いくつかの種類があります。クリニックによって導入機器が異なるため、施術院選びの鍵となる要素のひとつです。

ここでは、QスイッチYAGレーザー機器のなかでも代表的な「スペクトラ」「トライビーム」の2種類を取り上げ、それぞれの特徴を解説します!自分の症状に合わせて、適したクリニックを選べるようになりましょう

スペクトラ|肝斑へのレーザートーニング治療も

スペクトラは、アメリカのスペクトラ・フィジック社が販売しているQスイッチYAGレーザー機器です。「Qスイッチモード」と「スペクトラモード」の2種類のモードがあり、シミ取りや肝斑治療のほかに、肌のくすみ、毛穴の開き、肌質改善など幅広い効果が見込めるのが特徴となっています!

医療法人敬愛会グループは、スペクトラについて以下のように解説しています。

QスイッチYAGレーザースペクトラは、これまで、レーザー照射による刺激によって色素沈着を引き起こす可能性があるためタブーとされてきた、肝斑へのレーザー治療も可能にした医療レーザーです。アメリカのFDA(日本における厚生労働省のような機関)に肝斑治療で認可されており、高い信頼性があるマシンであるといえます。
(中略)
施術内容や個人差によって異なりますが、ダウンタイムや痛みが少ない点も特長で、痛みに不安がある方にもおすすめです。

引用:医療法人敬愛会グループ

スペクトラの特徴は、肝斑治療においてアメリカのFDAの承認を得ていること。レーザーの刺激によって悪化しかねない肝斑にも安全にアプローチできるため、肝斑の改善を目指したい人におすすめです◎

トライビーム|モードの切り替えでさまざまな症状に対応

トライビームは、日本のジェイシスメディカルジャパンが販売しているQスイッチYAGレーザー機器。「PTPモード」「Gen Technique」「トップハット型レーザー」の3種類のモードを使い分けることができます。

それぞれのモードの特徴は、アイシークリニックによると以下の通り。

特徴①レーザートーニングの「PTPモード」
トライビームプレミアムには、レーザートーニング専用の「PTPモード」があります。
PTPモードとは、レーザーを2回に分けてほぼ同時に照射するモードです。
2連続照射することで、通常モード1回分と同じ効果を維持しつつ、通常モードよりも肌への刺激が少なく、痛みも抑えて治療が行えます。
治療後の炎症も軽度で済むため、敏感肌の方でも治療を受けやすいモードです。
特徴②ロングパルスの「Gen Technique」
トライビームプレミアムには、ロングパルスによる「Gen Technique」機能が搭載。小さなレーザーの照射サイズで、大きなエネルギー照射が可能です。
真皮に十分な熱量を与えるための照射時間が短いため、正常な肌に余分なダメージを与えません。患部のみを集中して治療できます。
また、表皮から真皮層に働きかける温熱効果でコラーゲンの生成を促進。肌のキメやハリ、目の下のクマ・色みのない唇といった血行不良などの改善効果も期待できます。
特徴③トップハット型レーザー
トライビームプレミアムのレーザーには、トップハット型が使用されています。
トップハット型レーザーとは、出力を高く保ったまま「点」ではなく「面」でのレーザー治療を可能にしたものです。
トライビームプレミアムの「True Flat-Topビーム」は、従来のものと比較するとレーザー出力のムラが少なく、患部全体に対して適した熱量でより肌に優しい治療ができます。

引用:アイシークリニック

QスイッチYAGレーザーの特徴である2つの波長に加え、3種類のモードを使い分けることで、シミやそばかすだけではなく肌のハリ、キメのアップや血行不良の改善など、さまざまな症状に対応できるんですね♪

ヤグレーザーのリスクや副作用はどんなものがある?

ヤグレーザーは、肌に熱ダメージを与える施術です。そのため、施術後には副作用があらわれることも。ヤグレーザーのリスクや副作用について、ラベールミラクリニック、表参道美容皮膚科は以下のように説明しています。

照射出力が強すぎると紫斑を生じたり、術後に色素沈着や色素脱失を生じる可能性があります。
また適正の出力であっても炎症を引き起こしメラノサイトが活性化して炎症性色素沈着を生じさせる合併症があります。合併症のリスクを少しでも下げるため、照射後は内服や外用の治療を併用します。

引用:ラベールミラクリニック

1~2日でカサブタができます。(程度には差があります)
       ↓
1~2週間程でカサブタが取れます。(体の場合は数週間)
(カサブタが取れたらメイクOK)
       ↓
赤色またはピンク色の新しい皮膚になります。
       ↓
1ヶ月後位にまた色が濃くなります。(二次性の色素沈着)※ほとんどの方に生じます。
色素沈着は3~6ヶ月かけて徐々に色素が薄くなっていきます。(体の場合6ヶ月~数年)
★色素沈着の濃さや期間には個人差があります。
★色素沈着は元々のシミよりも濃くなる場合がございます。
★シミを確実に除去するために、シミの大きさよりもひとまわり広めにレーザーを照射します。
そのため色素沈着が元々のシミより大きく生じることがございます。
★美白剤をご使用いただくと色素沈着は早く良くなります。

引用:表参道美容皮膚科

ヤグレーザーの施術後には、紫斑や色素沈着、かさぶたなどが生じる場合があるとのこと。また、症状がおさまる期間には3〜6カ月(体の場合は数年というケースも)と個人差があるようですね。

副作用は内服薬や美白剤によるケアで軽減できることもあるそうなので、ヤグレーザーの施術前カウンセリングでは術後のケアについても確認しておくと安心です!

まとめ

QスイッチYAGレーザーは、2つの波長を使い分けられるYAGレーザーに、パルス幅を調整するQスイッチをつけたもの。ピンポイントかつ高出力な照射ができ、シミ、ほくろ、そばかす、あざ、タトゥーなどさまざまな肌の悩みに対応できるレーザーです。

QスイッチYAGレーザーは、機器によってもできることが違うので、カウンセリングでしっかり確認して施術に進むのがおすすめですよ。今回紹介したQスイッチYAGレーザーの特徴やおすすめクリニックを、ぜひ参考にしてみてください♪

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