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ヤグレーザーの特徴や施術後の経過は?おすすめクリニックも紹介!

ヤグレーザーは、美容クリニックでシミや肝斑の改善、タトゥー除去などに使われるレーザーの一種です。今回は、ヤグレーザーの仕組みや特徴について詳しく紹介します!

ヤグレーザーとQスイッチヤグレーザーの区別や、ほかのレーザーとの違いも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください♪ヤグレーザーの施術が受けられるおすすめクリニック6選も紹介します。

※この記事は「医療広告ガイドライン」に沿って執筆しています。
※美容医療は保険適用外の自由診療です。
効果とリスクのバランスに納得した上で、自分に合った治療を選びましょう。

※料金は全て税込にて表記しています。

目次

ヤグレーザーってどんなもの?2つの波長を組み合わせ

ヤグレーザーは、肌に照射すると「色」に反応するレーザーです。そのため、美容クリニックでシミ取りやホクロ取り、あざの改善、タトゥー除去など「肌の色」に関する施術に用いられます。

ヤグレーザーの特徴について、東京美容外科は以下のように説明しています。

2つの波長をもつYAGレーザーは、YAG(532nm)メラニンの吸収率が高く、主に表在性色素斑(シミ・そばかす等)の治療に用いられる波長とYAG(1064nm)刺青除去にも適している波長、この2つの波長を患者様のお肌の状況にあわせて組み合わせ、肌の浅い層から、深い層まで治療することが可能です。刺青・あざ・妊娠線・肉割れ・シミ・そばかすの除去まで幅広い治療に対応します。

引用:東京美容外科

ヤグレーザーは、532nmと1,064nmの2種類の波長があることが特徴です。波長の長さによってアプローチする層が違うため、これらを組み合わせることでさまざまな肌の悩みに対応できるんですね!

シミ取りだけじゃない?そばかすやタトゥーの除去にも

ヤグレーザーといえばシミ取りというイメージが強いですが、実は前述したようにさまざまな治療に使われるレーザーです。

それは、長さが違う2つの波長の組み合わせにより、肌表面に近いシミやそばかすの色素から、深い部分にあるタトゥーのインクまで幅広くアプローチできるため。ここでは、ヤグレーザーの幅広い効果について掘り下げて解説します。

施術部位の色の深さによっては治療回数が変わる

東京美容外科は、ヤグレーザーの効果が見込める施術と、色の深さや回数の関係について以下のように説明しています。

YAGレーザーは、特に黒い色素に反応して、シミ・あざ・刺青・タトゥー・ソバカスを消す効果を持っています。また、妊娠線や肉われの改善にも効果を大いに発揮します。
妊娠線であれば、たった1回のレーザー照射で除去することが可能です。
刺青の場合は、色素が存在する皮膚の深度により必要な治療回数は変わってきます。色素の深さが浅ければ、2~3回の照射で劇的に消失する場合があります。特に外傷性刺青の場合はよく取れます。深いと回数は5~10回必要になるかもしれません。

引用:東京美容外科

ヤグレーザーはさまざまな施術に用いられますが、肌の深い場所に色素があるほど改善に時間がかかるようです。肌の状態は人それぞれ異なるため、自分の症状には何回くらいの施術が必要そうかは、カウンセリングで実際に肌を見て判断してもらいましょう!

ちなみに、複数回ヤグレーザーを施術する場合の間隔について、ジュノビューティークリニックが以下のように解説しています。

1~2週間に一回の期間が目安です。早く治療をしたい方は1週間に一回のペースがおすすめです。 あくまで一例ですので、医師に患部の状態を診察したうえで決めることをおすすめします。

引用:ジュノビューティークリニック

ヤグレーザーによる施術が受けられるおすすめクリニック

ここでは、ヤグレーザーによる施術を受けられるおすすめクリニック6選を紹介します。なるべく全国展開していて、誰でも通いやすいクリニックを選びました!

クリニックによって使用している機械や対応している照射方法が違うため、自分の症状に合ったメニューを取り扱っているクリニックを選びましょう。気になるクリニックには、ぜひカウンセリングに足を運んでみてくださいね♪

東京美容外科

東京美容外科のヤグレーザー施術は、アブレーションと通常の照射の2種類があります。アブレーションとは皮膚の表面をレーザーで削り取る施術で、少し盛り上がったほくろや小さめのいぼの除去が可能です。

どちらの照射方法も、1cm×1cmから施術範囲の大きさで料金が決まるシステムで、気になる悩みに集中的にアプローチすることが可能。施術後のどのようなトラブルにも対応してくれる保証があるのもポイントです◎

アブレーション1cm×1cm5,500円
QスイッチYAGレーザー1cm×1cm10,700円

クリニック情報

ヤグレーザー施術可能院札幌院・秋田院・福島院・広島福山院・山口下関院・長崎諫早院

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックでは、ヤグレーザーを使用したシミ、アザ取りと、肝斑改善を目的としたレーザートーニングができます。導入機器は「スペクトラVRM Ⅲ」と「トライビーム」の2種類で、院によって使用機器が違うため詳細は公式サイトで確認しましょう!

どちらの機器も、患部に均一かつマイルドに作用する「トップハット型」の照射が可能なため、強い刺激で悪化する可能性がある肝斑へのアプローチもできるのだそう。ヤグレーザーを使った肝斑治療に興味がある人におすすめです◎

YAGレーザー長径1mm5,500円
肝斑レーザートーニング-38,500円

クリニックのある地域

  • 北海道
  • 東京
  • 神奈川
  • 埼玉
  • 静岡
  • 愛知
  • 大阪
  • 広島
  • 福岡

品川スキンクリニック美容皮フ科

品川スキンクリニック美容皮フ科では、ヤグレーザーを使用したトーニングと、シミ、そばかす取りの施術を行っています。1mm×1mmのスポット照射から、顔全体のトーニングまで幅広く対応しているのがポイントです!

トーニングは1回ずつの施術のほかに3回コース、6回コースも用意されているので、継続的に通いたい人にもピッタリ◎

より効果をアップさせたい人には内服薬や化粧品との併用もおすすめしているそうなので、興味があればカウンセリング時に相談してみましょう。

レーザートーニング頬のみ2,700円
レーザートーニング顔全体5,190円
QスイッチYAGレーザー1mm×1mm5,390円

クリニックのある地域

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  • 岡山
  • 広島
  • 福岡
  • 熊本
  • 鹿児島
  • 沖縄

品川美容外科

品川美容外科は、上記で紹介した品川スキンクリニック美容皮フ科と運営母体が同じです。そのため、品川美容外科のうち一部のクリニックでも、上記と同じヤグレーザー施術を受けることができます。

美容皮膚科メニューの取り扱いについては、公式サイトのクリニック紹介ページや、予約の際に確認しましょう♪

公式サイトの症例写真には、ヤグレーザー単体だけではなくほかの施術との組み合わせ例も豊富で、効果のイメージがわかりやすいですよ!

クリニックのある地域

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湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、ヤグレーザーを使ったトーニングとシミ取りができます。シミ取りレーザーはシミの大きさによって料金が決まるシステムで、最大30mmの大きなシミまで対応可能!

大きさを問わず10個までのシミ取りができる「シミ取りレーザー10」というメニューも特徴的で、気になるシミをまとめて取りたい人におすすめです◎

ただし、院によってはシミ取りにヤグレーザー以外の機器を使う場合もあるとのことなので、ヤグレーザーにこだわりたい人は取り扱い院を確認しましょう!

肝斑レーザートーニング全顔8,750円
シミ取りレーザー10※26,000円
シミ取りレーザー顔のみ / 肝斑以外(2mm以下)2,680円
※大きさ問わず最大10個まで

クリニックのある地域

  • 北海道
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  • 大分
  • 熊本
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄

シロノクリニック

シロノクリニックでは、ヤグレーザーを使用したトーニングを行っています。使用機器は「メドライトC6」で、シミ改善やタトゥー除去をはじめ、肝斑、くすみ、炎症性色素沈着などにもアプローチ可能♪

また、産毛を除去したり、回数を重ねることで角質を柔らかくする効果も期待できるとのことです。下記の料金表にある顔全体の施術以外に、頬+鼻のみの施術も選べます。鼻周辺のシミやそばかすが気になっている人におすすめですよ◎

QスイッチYAGレーザー顔全体66,000円

クリニックのある地域

  • 東京
  • 神奈川
  • 大阪

ヤグレーザーの経過は?|リスクや副作用も確認

ヤグレーザーは、肌に熱ダメージでアプローチする施術です。そのため、施術後には副作用があらわれることも。ヤグレーザー施術後の経過について、日比谷皮フ科クリニックと東京美容外科が以下のように解説しています。

シミ・そばかす
1~2日で色素が濃くなり、7~10日で徐々に薄くなります。
照射後赤みが引くまで数日間、1日2回朝・晩に処方されたリンデロンVG軟膏を塗布してください。
2週間後に経過の診察を致します。
照射後1~2ヶ月の間に色素が濃くなる時期があり、その後薄くなっていきます。
(中略)
刺青
照射直後より赤黒くなり、7~10日で徐々に薄くなります。
かさぶたになったり内出血をすることがあります。
照射後赤みが引くまで数日間、1日2回朝・晩に処方されたリンデロンVG軟膏を塗布してください。
2週間後に経過の診察を致します。
また、照射後1~2ヶ月の間に一過性の炎症後色素沈着が起こることがありますが、徐々に改善されます。

引用:日比谷皮フ科クリニック

・照射直後は腫れ内出血が出る場合もあります。たいていの場合、2~3日で腫れはひきます。人によっては、約1~2週間腫れた感じの方もいらっしゃいます。
・ごくまれに赤みがいったんくすみ(炎症性色素沈着)になってから肌色に戻る場合もあります。その場合は半年以上かかることもあります。

引用:東京美容外科

ヤグレーザー施術後には、一時的に色素が濃くなったり、内出血、腫れ、赤みなどの症状が出る可能性があります。しばらくすると引いていくとのことですが、症状がおさまる期間には個人差があるようです。

施術前のカウンセリングで、アフターケアの方法や経過が良くない場合の対応について確認しておくと安心ですね!

ヤグレーザーで色素沈着してしまうこともあるの?

ヤグレーザー施術後には、副作用が出る可能性があると前の項目でお伝えしました。多くの場合は1〜2カ月程度でおさまるとのことですが、それよりも長く残る色素沈着が起こるケースもあるようです。

ヤグレーザー後の色素沈着について、東京美容外科と表参道美容皮膚科による説明は以下の通り。

ごくまれに赤みがいったんくすみ(炎症性色素沈着)になってから肌色に戻る場合もあります。その場合は半年以上かかることもあります。

引用:東京美容外科

1ヶ月後位にまた色が濃くなります。(二次性の色素沈着)※ほとんどの方に生じます。
色素沈着は3~6ヶ月かけて徐々に色素が薄くなっていきます。(体の場合6ヶ月~数年)
★色素沈着の濃さや期間には個人差があります。
★色素沈着は元々のシミよりも濃くなる場合がございます。
★シミを確実に除去するために、シミの大きさよりもひとまわり広めにレーザーを照射します。
そのため色素沈着が元々のシミより大きく生じることがございます。
★美白剤をご使用いただくと色素沈着は早く良くなります。

引用:表参道美容皮膚科

色素沈着が起こると、長くて半年以上(体の場合は数年以上)残ることもあるそうです。セルフケアで早くおさまる方法はあるようなので、こちらもケア方法を事前に確認しておきましょう。

ヤグレーザーの種類|Qスイッチヤグレーザーってなに?

そもそもヤグレーザーとは、Yttrium (イットリウム)、Aluminum(アルミニウム)、 Garnet(ガーネット)を組み合わせて作り出すレーザーのこと。それぞれの頭文字をとって「YAG(ヤグ)」という名前がついています。

このヤグレーザーには「Qスイッチヤグレーザー」と「ロングパルスヤグレーザー」があり、それぞれ照射時間と用途が異なります。この違いについて、五本木クリニックは以下のように説明しています。

・QスイッチYAGレーザーは瞬時にレーザーを照射する。
・通常のYAGレーザー(ロングパルスレーザーとも呼ばれる)はレーザー照射時間が長い
(中略)
QスイッチYAGレーザーは色素性疾患に使用します(波長の使い分けで、表在性のものと深部にあるものを治療可能)、一方のYAGレーザーは脱毛に使用します。

引用:五本木クリニック

Qスイッチヤグレーザーはシミなどの色素に関する肌の悩みに効果が期待でき、ロングパルスヤグレーザーは脱毛に使われるものということですね!

そのため、この記事で紹介している「ヤグレーザー」は基本的に「Qスイッチヤグレーザー」のことを指しています。

ほかのレーザーとの違い|反応する色が違うの?

それでは、美容クリニックで使われるほかのレーザーとヤグレーザーは何が違うのでしょうか?シミ治療などヤグレーザーと似た用途に使われる「ピコレーザー」とヤグレーザーの比較は、以下の通りです。

YAGとPICOの一番の違いはパルス幅の違いです。パルス幅というのは照射時間のことで、短ければ短いほどメラニンに対して瞬間的にピンポイントにエネルギーを伝えられます。PICOの方がパルス幅が短いため一般的な色味やしみに関してはPICOの方が少ない回数で効果を実感される方が多いです。ただ色味の強い頑固な肝斑やアトピー肌、そもそも肌の色味が薄い方はYAGの方でエネルギーを細やかに調整しながら少しずつ色味を改善していくことをお勧めすることもあり、どちらが絶対的に良いということありません。
(中略)
二つ目の違いは、波長の違いです。波長とは文字通りレーザーの波の幅です。
この波長が長いほど肌の奥を刺激することができます。例でPICOはピコシュア、YAGはメドライトという機械を使わせてもらいます。
ピコシュアの波長は755nm メドライトの波長は1064nmを使用します。なので波長の長いメドライトの方が肌の深層に刺激を与え、コラーゲン生成を促すため、肌のハリ感を実感される方が多いです。

引用:アンドビューティー

簡単にまとめると、ヤグレーザーとピコレーザーの違いは「1ショットあたりの照射時間」と「波長の長さ」。ピコレーザーはヤグレーザーより高速照射ができ、肌の色に対してよりピンポイントに作用します。

一方、波長はピコレーザーよりヤグレーザーの方が長いので、ヤグレーザーの方が肌の深いところまでアプローチ可能。どちらが絶対的に良いというわけではなく、肌の状態に合わせて使い分けるのが大切なんですね♪

まとめ

ヤグレーザーは、「肌の色」に関する施術に使われるレーザーです。2種類の波長を使い分けることができ、肌表面に近いシミやそばかすの色素から、深い部分にあるタトゥーのインクまで幅広くアプローチできるのが特徴となっています!

ヤグレーザーを使った施術の種類や、照射方法はクリニックによって異なります。また、似た効果を持つ他のレーザーもあるので、多面的に検討するのがおすすめですよ◎今回紹介したヤグレーザーの特徴やおすすめクリニックを、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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