奥二重や広めの二重幅など、人によって異なる二重幅。「友人にはうらやましいと言われるけど、実は自分の二重幅があまり好きじゃない」「二重の幅って広い、狭いどっちがいいの?」など、悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、二重幅が広い・狭い場合のそれぞれのメリットやデメリット、二重幅を広げる・狭める方法、二重整形の埋没法や切開法などについて解説します。
※この記事は「医療広告ガイドライン」に沿って執筆しています。
※美容医療は保険適用外の自由診療です。
効果とリスクのバランスに納得した上で、自分に合った治療を選びましょう。
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二重幅って広いほうがいいの?

なんとなく「二重幅が広いほうがかわいいのでは?」と思っている人も少なくないはず。しかし、二重幅が広いからいいというわけではないようです。
二重幅が広いメリットは主に「目元が明るく見える」「やわらかい印象を受ける」、デメリットとしては「眠そうに見える」「不自然に見える」などがあります。
それでは、二重幅が広いメリットとデメリットを見ていきましょう。
二重幅が広いメリット|目が大きく見える
二重幅が広いメリットとしては「目元が明るく見える」「やわらかい印象を受ける」などが挙げられます。海外ドラマや映画を見ていて、「この俳優さん、二重幅が広くてうらやましい!」と思うこともあるのではないでしょうか。
二重幅が広いと自然と目が大きく見えますし、二重幅が広いというメリットを利用してばっちりアイメイクをすれば、力強い目元を作れます。
二重幅が広いデメリット|眠そうに見えることも
二重幅が広いデメリットとして「眠そうに見える」「不自然に見える」といったデメリットがあるようです。仕事中眠くないのに、二重幅が広いのが理由で「眠いの?」と何度も聞かれてストレスに感じることも……。
また「不自然に見える」原因は、もともと日本人が持っている特徴が理由にあるようです。
もともと日本人の多くはまぶたが厚くて、蒙古ひだがしっかりとはっているため、広い平行型の二重よりも末広型の二重のほうが自然と考えられています。
目を開ける力が強くてまぶたが薄い人であれば、平行の二重でも自然に仕上がりやすくなります。
しかし、まぶたが厚いのに幅広の二重を作ってしまうと、無理がかかって食い込むため不自然になりやすいと言われています。
引用:湘南美容クリニック
蒙古ひだとは、目頭部分の皮膚を指します。「アイプチで二重幅を幅広くしてみたのに、どうもしっくりこない」と思ったら、上記の理由が原因かもしれません。
二重幅って狭いほうがいいの?
「二重幅が広いからいい」というわけではないように、二重幅が狭い場合もメリット・デメリットがあります。二重幅が狭いメリットは「クールな印象」「老けにくい」、デメリットとしては「目つきが悪い印象を持たれる」「アイシャドウが映えない」などが挙げられます。
では、二重幅が狭いメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
二重幅が狭いメリット|クールな印象に!
二重幅が狭いメリットとして「クールな印象」「大人っぽいイメージ」「老けにくい」などが挙げられます。狭い二重幅はキリっとした目元が作り出せるので、メイクで個性をアピールすることもできますよ。
また、奥二重の場合は老けにくいというメリットもあるようです。
奥二重のまぶたは二重まぶたに比べて脂肪が多く、加齢によるシワやたるみが進行しにくいといえるでしょう。
そのため、二重まぶたの人よりも奥二重の人の方が老けにくいと考えられるのです。
引用:湘南美容クリニック
「奥二重がコンプレックス……」という人もいるかもしれませんが、シワやたるみが進行しにくい可能性があるのは大きなメリットといえるでしょう。
二重幅が狭いデメリット|きつい印象になることも
二重幅が狭いデメリットとして「目つきが悪い印象を持たれる」「アイラインが引きにくい」「アイシャドウが映えない」などが挙げられます。
人によっては、二重幅が狭いときつい印象を与えてしまう可能性があるようです。特に奥二重に関しては、睨んでいないのに「睨んでるの?」と勘違いされることも……。
さらにメイクに関して、二重幅にアイシャドウが入り込んでしまいイメージしていたような仕上がりにならない、幅が狭くてアイラインが引きにくいなど、二重幅が狭い人ならではのデメリットが考えられます。
結局、二重幅は広いのと狭いのどっちがいいの?

ここまで、広い二重幅・狭い二重幅それぞれのメリット・デメリットを解説してきましたが、結局どっちがいいのでしょうか。
大まかな答えとして、どちらがいい・悪いというものではなく、顔のバランスによって変わってくるようです。詳しい内容について、次項で説明していきます!
どっちがいいかは顔のバランスがポイント!
二重幅が広い・狭いどっちがいいのかは、顔のバランスが重要なようです。参考として、下記のクリニックの説明を見ていきましょう。
二重まぶたは幅が広いほど目が大きく見えるので、
「できる限り幅を広くしたい!」
と考えている人もいます。
しかし顔が小さいのに二重まぶたが広すぎると、なんだか目だけが不自然に目立ってしまう結果になるのです。二重まぶたの幅は顔全体のバランスや顔立ちによって変わるので、広くすれば可愛く見えるというわけでもありません。
美容整形をする場合は本人の希望を元に、医師が顔と目のバランスを考えた二重まぶたの幅にしてくれます。しかしアイプチなどの二重美容液で二重まぶたにする人は、バランスを考えずに幅広くしてしまうという人が多いものです。
引用:東京美容外科
二重幅に対するコンプレックスをどうにかしようと考えると、どうしても目元だけに問題を向けてしまいがち。
しかし自分に合った二重幅を見つけるためには、顔の形や目以外のパーツの位置、大きさなども関係してくるようです。二重幅が広い・狭いどっちがいいか考えるよりも、自分の顔にはどのような二重幅が似合うのか研究してみてくださいね。
二重幅を広くも狭くもどっちもできる方法って何?

二重幅を変える方法として「アイプチ」「二重整形」が考えられます。「アイプチ」「二重整形」にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
ここではそれぞれの方法について解説するので、自分の理想の二重を目指せる方法はどっちか検討してみてくださいね。
アイプチ|手軽に広くも狭くもできる
二重幅を変える方法のひとつに、アイプチがあります。二重のりをまぶたに塗ることで、簡単に二重まぶたを作れるアイプチ。二重幅を変えるために使っている人も少なくありません。
とはいえ、二重のりを使用するアイプチで、二重幅を変えるには限界があるでしょう。
アイプチの二重が好きと言われる方もいますが、アイプチやアイテープなどは皮膚をくっつけることで二重を作成したり、軽く段差を付けることで二重を作成させています。この状態は埋没が少し緩んで馴染んだくらいの状態に近いです。(一緒ではありません。)ですので、瞼が厚い方は二重になることでどうしても不自然さが出てきてしまいます。ただ幅が適正であれば目立たないことも多いです。瞼が厚めの方は蒙古襞の張りも強い方が多いので、そういうタイプの瞼は末広型の二重を作成することで自然にきれいな二重ができると思っています。あくまで私の印象ですが、瞼が厚めの方で平行型の二重は不自然になりやすいと思っています。
引用:城本クリニック
まぶたの厚みによっては不自然に見えてしまう可能性もあるとのこと。また、アイプチの二重のりは皮膚に負担がかかり、まぶたがたるんでしまうリスクもあるようです。
アイプチで二重幅を変えることには限界があり、また使用自体にリスクがあることを知っておきましょう。
二重整形|広くすることにも狭くすることにも対応
二重整形は「埋没法」「切開法」の2つの施術法があります。
埋没法は、メスを使わずに糸を使って二重を作る施術法です。一方で切開法は、名前の通りメスを使ってまぶたを切開し、二重を作ります。
どちらの施術法にするかは自分で決めることができます。しかし、まぶたの厚さや二重幅の状態によって医師が提案する施術法は変わってくるでしょう。
また二重整形の場合は、医師がカウンセリングやシミュレーションで客観的に見た上で患者に合う二重幅を探してくれますよ。
二重整形・埋没法|糸で留めて二重まぶたに
先ほど二重整形には2種類の方法があると説明しましたが、埋没法とは具体的にどのような施術なのでしょうか。まず、主要クリニックの埋没法をまとめたものを見ていきましょう。
主要クリニックの埋没法|料金一覧
クリニック名 | 施術法 | 最低料金 | 最高料金 |
---|---|---|---|
品川美容外科 | 埋没法(4種類)1〜4点留め | 9,790円 | 459,770円 |
品川スキンクリニック 美容皮フ科 | 埋没法(4種類)1〜4点留め | 9,790円 | 459,770円 |
湘南美容クリニック | 埋没法(8種類)1〜3点留め | 16,330円 | 330,000円 |
聖心美容クリニック | 埋没法(2種類)1〜4点留め | 71,500円 | 225,500円 |
東京美容外科 | 埋没法(1種類)2〜4点留め | 99,000円 | 198,000円 |
TCB東京中央美容外科 | 埋没法(4種類)2点留め | 29,800円 | 398,000円 |
つづいて、主要クリニックの公式サイトの文章を引用して埋没法について説明します。
埋没法ではメスを使わない代わりに医療用の細いしなやかな糸を使用し、まぶたに埋め込むことで二重のラインをつくります。
この時、まぶたに糸を通すことになるのですが、糸を通す回数、すなわち留める回数は施術を受ける人のまぶたの厚さやライン幅の希望によって選択が可能となります。
そして、「4点留め」というのは、糸をまぶたに留める箇所が4か所の施術になります。
クリニックの多くは2~4点留めを行っているところが多いですが、中には1点留めや5点留めなどを行っているクリニックもあります。
一般的には1点留めに比べて2点留め、3点留め、4点留めの方が二重の持続力も高いと考えられていますが、医師の腕や施術の方法によって一概には言えません。
ですから、二重整形において「点数が多ければ多いほど良い」という考え方はできないといえます。
引用:湘南美容クリニック
上記にもある通り、自分のまぶたに合った埋没法を勧めてくれるドクターを探すことが重要なようです。
埋没法の料金は、1万円以下から40万円を超える施術までさまざま。しかし料金だけで決めるのではなく、「カウンセリングがしっかりしている」「事前にシミュレーションをしてくれる」など、対応が丁寧なクリニックを選びましょう。

二重整形・切開法|メスで切って二重まぶたに
次に、二重整形の切開法について詳しく見ていきましょう。主要クリニックの切開法を表にまとめました。
主要クリニックの切開法|料金一覧
クリニック名 | 施術法 | 最低料金 | 最高料金 |
---|---|---|---|
品川美容外科 | 切開法(3種類) | 98,000円 | 397,980円 |
湘南美容クリニック | 切開法(2種類) | 195,100円 | 275,950円 |
聖心美容クリニック | 切開法 | 330,000円 | – |
東京美容外科 | 切開法 | 385,000円 | – |
TCB東京中央美容外科 | 切開法(3種類) | 83,600円 | 437,800円 |
クリニックによってはいくつかの切開法を用意しているようですね。品川美容外科、湘南美容クリニック、TCB東京中央美容外科では2~3種類の切開法があります。
クリニックによってメニューは異なりますが、大きく分けて「全切開法」「部分切開(ミニ切開)」「眼瞼下垂」「目頭切開法」「目尻切開法」といった切開法があるようです。それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。
全切開法
皮膚を切開し、切開したラインに強固な二重を作る施術です。
引用:湘南美容クリニック
皮膚を切開したのち、皮下にある眼輪筋や瞼板、眼窩隔膜などの処理を丁寧に行うことで切開したラインに強固な二重を作ります。
必要に応じて眼窩脂肪も除去します。
埋没法ではラインがすぐに取れてしまう方や、二重が取れる心配をしたくない方にはこの方法がおすすめです。
引用:湘南美容クリニック
部分切開(ミニ切開)
部分切開(ミニ切開)は、以下の症状が気になる方に適した切開法です。
まぶたの脂肪が少ない方
まぶたの厚みや腫れぼったさが少ない方
※部分切開(ミニ切開)は、約1cmほど切開します。
部分切開(ミニ切開)は切開範囲が小さい分、ダウンタイムが約1週間ほどです。
全切開は、術後1.2週間ほどダウンタイムが発生します。どちらも時間経過と共に、腫れが消失します。
約3ヶ月以降から落ち着き、約半年ほどで理想の二重になります。
もしイベントなどがありその前に二重になりたい方は、イベント日の3ヶ月~半年前に手術するのをオススメします。
引用:TCB東京中央美容外科
眼瞼下垂
開けづらい上まぶたを引き上げ、開けやすくする、眼瞼下垂。施術後は目の開きが良くなるため、目もとがハッキリするだけでなく、視野障害、眼瞼下垂が原因のくぼみ目も改善されます。
引用:品川美容外科
目頭切開法
傷を極力キレイにして 自然な仕上がり!スーパーナチュラル目頭切開法(蒙古ひだを取り除き、大きな目もとにする方法)は、特殊な縫合により蒙古ひだを取り除いた跡の傷が目立たず、より自然な仕上がりになる目頭切開法です。
引用:品川美容外科
目尻切開法
目尻切開法は、目尻を切開することにより、切れ長の大きい目にすることで顔全体のバランスを整えます。
目尻から下まぶたのラインが緩やかになり、細くきつかった目もとをよりやさしい印象にすることができます。
引用:品川美容外科
一口に切開法といっても、まぶたの厚さや理想の二重デザインに合わせて、さまざまな施術法が用意されていますね。
切開法の料金は、8~40万円と幅広く設定されています。施術法やクリニックによって料金設定がかなり異なるので、気になるクリニックがあれば公式サイトで確認してみてくださいね。
まとめ
今回は、二重幅は「広い」「狭い」どっちがいいのかやそれぞれのメリット・デメリット、二重幅を変える方法などを解説してきました。
「広いからいい」「狭いからいい」というわけではなく、顔立ちやパーツのバランスによって自分に合う二重幅は変わってきます。
二重幅を変えられる方法としてアイプチや二重整形がありますが、「数日だけ二重幅を変えたい」「眼瞼下垂で困っている」など、二重幅に対する悩みは人それぞれ異なります。じっくり検討して、自分の目的に合った方法を選んでくださいね。



