「二重まぶたの形って種類があるの?」「末広型が気になるけど、似合うかな」「どうやって末広型のまぶたにするんだろう」
二重整形を検討しはじめると、このような疑問がたくさん出てきますよね。
この記事ではそのような疑問を持つ人に向けて、具体的な二重まぶたの形や印象、また、希望するデザインが二重整形で作れるのか、などを紹介します。
※この記事は「医療広告ガイドライン」に沿って執筆しています。
※美容医療は保険適用外の自由診療です。
効果とリスクのバランスに納得した上で、自分に合った治療を選びましょう。
二重まぶたには種類がある?|末広型と平行型

二重まぶたの形は大きく分けて2つの種類があります。それは「末広型」と「平行型」です。
末広型と平行型はそれぞれ二重の幅や広がり方に特徴があり、その形によって見た目の印象が変わってきます。今回は特に末広型の二重まぶたにフォーカスしつつ、2つの形を比べていきます。
まずはより具体的に、二重まぶたの形状の違いについて見ていきましょう。自分がなってみたい二重のイメージを思い浮かべながら、読み進めてみてくださいね。
末広型と平行型|違いは目頭のラインと蒙古襞

それでは末広型と平行型、2つの形の違いについて紹介します。末広型と平行型の違いには、目頭側のラインと蒙古襞の有無が大きく関わってくるようです。
ごくわずかな部分ではありますが、仕上がりの雰囲気を大きく左右するポイントとなりそうですよ。これから詳しく紹介していくので、早速見ていきましょう♪
末広型|目尻に向かうにつれて幅が広くなる
「末広型」の二重まぶたの形は、目頭から目尻にかけて、ゆるやかに扇のように広がっていくのが特徴。TCB東京中央美容外科のホームページではこのように説明されています。
目頭部分の二重のラインが蒙古襞の中に収まり、目尻に向かうにつれて二重の幅が広くなるタイプを、末広型二重といいます。
日本人に一番多い形の二重なので、日本人の顔にバランス良くなじむ二重まぶたです。
埋没法で作る場合は元に戻りにくいのが特徴です。
引用:TCB東京中央美容外科
末広型の二重まぶたは、目頭にかかる「蒙古襞(もうこひだ)」がポイントになってくるようですね。
末広型は日本人になじみやすいとのことなので、自然な目元を目指す人に向いているでしょう♪また、二重幅の広がり方によって、かわいらしい印象にもクールな印象にもできるようです。
平行型|幅が広く目頭から目尻にかけて一定の幅を保つ
「平行型」の二重まぶたの形は、まつ毛の生え際から二重のラインがやや離れているところにあり、目頭から目尻まで一定の幅をキープしているのが特徴です。西新宿杉江中央クリニックのホームページではこのように説明されています。
平行型の二重は、目頭から目尻にかけて二重のラインが目と平行になっています。蒙古襞がない方に多い二重で、日本人には少ない二重です。
ぱっちりした大きな目で、欧米人のような印象を与えます。
また二重の幅が広いか、狭いかによっても印象は大きく変わってきます。
蒙古襞がない方に馴染みやすいのが平行型の二重の特徴です。
蒙古襞がある方が平行型を希望される場合は、蒙古襞をなくすための「目頭切開」という施術も必要になってきます。
引用:西新宿杉江中央クリニック
平行型の二重はもともと日本人には珍しく、欧米人などに多い形のようですね。末広型に比べてパッチリとした大きな目で、ハーフのような印象を作れるとのこと。
平行型の二重は、蒙古襞がないほうが作りやすいようです。もし「蒙古襞があるけど平行型を希望したい」というのであれば、「目頭切開」という施術も一緒に検討する必要がありそうですね。
末広型に似合うアイメイクがあるの?

日本人に特に似合うといわれている、末広型の二重まぶた。目元の形を変えると、当然メイクの仕方にも工夫が必要になってきます。
末広型の二重に似合うメイクのコツがあるので、いくつか紹介します!
- まつ毛は上げすぎると目が小さく見えるので、緩やかなCカーブ状にする
- アイラインはまつ毛の生え際部分をなぞるようにできる限り細く
- アイシャドウは縦グラデーションを意識し、目頭側は淡い色、目尻側は濃い色に
この3つを意識してメイクすると、末広型の二重がさらに引き立つでしょう♪
日本人は末広型の二重のほうが似合うって本当?
ここまで「日本人には末広型が似合うことが多い」と紹介してきました。その理由について、詳しく見ていきましょう。
まず、品川美容外科のホームページでは以下のような説明があります。
末広型二重は蒙古襞のある黄色人種特融の形で、二重まぶたの日本人の約8割が末広型二重と言われており、日本人の顔に似合うとされている二重の形です。
引用:品川美容外科
生まれつき二重の日本人の約8割が末広型であるとのこと。末広型が日本人になじむというのも納得できますね。
次に東京美容外科のホームページの抜粋を紹介します。
日本人に多い二重まぶたの幅なので、末広型にすると自然なぱっちり二重になります。外国人のように鼻などの顔立ちがはっきりしている人より、凹凸が少ない顔の人に合う二重幅です。
引用:東京美容外科
日本人は欧米人に比べて顔の凹凸が少ないこともあり、やはり末広型の二重幅のほうが自然で、似合うとされているのですね。
二重整形で末広型にすることもできるの?

二重の種類の特徴が少しずつわかってきましたね。次は、二重整形で末広型のまぶたを作ることができるのかどうかを見ていきましょう。
整形で末広型の二重にする方法として、「埋没法」と「切開法」という2種類の施術法があります。
ここからは自分のまぶたの状態と照らし合わせて、理想通り仕上がりそうかイメージしながら読んでみてくださいね♪
一重から末広型の二重にする
もともとのまぶたが一重の人のケースを見ていきましょう。まずは東京イセアクリニックのホームページの説明は以下の通りです。
末広二重にする場合、埋没法・切開法どちらの施術でも可能です。1章で説明したように蒙古襞がある患者様は、特に綺麗な末広二重を形成することができます。
また、蒙古襞が元からない患者様でも、目頭から目尻にかけて二重のラインが広がるように施術を行えば、末広二重に形成することが可能ですが、必ずしも綺麗な末広二重になるわけではありません。予めご了承下さい。
引用:東京イセアクリニック
埋没法と切開法、どちらの施術法でも末広型の二重が作れるようですね。
記事の冒頭でお伝えしたように、末広型の二重は目頭部分の蒙古襞がキーポイントです。ただし東京イセアクリニックによると、蒙古襞がない人でも施術法によっては末広型の二重を作れるとのこと。
しかし必ずしも理想通りになるわけではないようなので、一度カウンセリングを受けて相談してみるのが良いでしょう。
奥二重から末広型の二重にする
さて、奥二重の人は二重整形で末広型のまぶたにすることができるのでしょうか?湘南美容クリニックのホームページでは以下のように説明しています。
奥二重を二重に整形することは可能です
一重の方だけに限らず、奥二重の方でも二重整形の施術を受けることは可能です。
二重特有のはっきりとしたラインが出づらい奥二重は、整形の施術を受けることで印象の強い目元にすることができると言われています。
引用:湘南美容クリニック
元々ある二重ラインを生かした自然な治療法は、奥二重の方だからこそできる二重整形です。
引用:湘南美容クリニック
生まれつき奥二重の人でも、二重整形によって二重の形を変えられそうですね!
施術を受けることによって、薄かった二重のラインをよりくっきりさせて、華やかな目元に変えることができそうです。もともとの奥二重の線を使って施術を行うこともあるようですね。
ほとんどの場合は埋没法
末広型の二重を整形で作る場合、どのような施術を行うのでしょうか。品川美容外科のホームページで詳しく説明されているので見てみましょう。
一般的にはほとんどの場合「埋没法」を用いることにより、末広型の二重を作ることができます。
埋没法は傷跡も残らず、さらに後日、二重幅を変更したい場合などにも対応しやすい施術です。また、まぶたへの負担も少ないので、ダウンタイムも切開法に比べて短くなっています。
引用:品川美容外科
このように、末広型の二重は糸を使った埋没法で施術を行うのが一般的なようですね。埋没法は、メスを使う切開法と比べて腫れや内出血などのダウンタイムが少ないのが特徴です。
また、傷跡が残りづらく、さらに日を置いて「もう少し違うデザインにしたい」と思ったときに対応しやすいというメリットもあるようです。
幅を広くしたいときは切開法
先ほど、「末広型の施術は埋没法で行うことが多い」とお伝えしました。ですが、理想の仕上がりの希望によっては、メスを使って施術を行う切開法のほうが向いていることもあるようです。
それはいったいどのようなケースなのか、品川美容外科のホームページから抜粋したのでご覧ください。
ただし、幅の広い二重を作成した場合は元に戻りやすくなる場合もあるため、そういった方には切開法をおすすめすることもあります。
引用:品川美容外科
このように、希望する二重まぶたが「末広型だけど幅は広め」というのであれば、もとに戻ってしまうリスクを避けるためにも切開法を検討する必要がありそうですね。
なりたい二重と似合う二重を照らし合わせよう

二重の幅の広さや形は、顔のバランスと合っているからこそ映えるもの。
たとえば凹凸が少ない顔立ちで幅の広い大きな目にしたり、反対に、立体的な顔立ちでナチュラルすぎる目元にしてしまうと、どこか不自然な印象を与えてしまうことも……。
湘南美容クリニックのホームページでもこのように説明されています。
1.二重整形で自然に見える二重の幅は人によって異なります
二重の幅は、一人ひとりの顔全体のバランスに合っている形が自然に見えるといえます。
また、二重の幅や形に適した施術で二重を形成することによって、自然で美しい二重のライン形成が期待できます。
引用:湘南美容クリニック
自分が希望する二重の形を押し通すのではなく、医師とも相談し、顔のバランスをしっかり見た上で施術を受けることで満足いく仕上がりが期待できるでしょう♪
しかし、医師に相談する中で、提案された二重の形が自分に似合っているのか不安になることもあるかもしれません。
クリニックによっては、仕上がりがイメージしやすいようにシミュレーションをしてくれるところもあります。その結果をいったん持ち帰り、身近な人に意見を聞いたりしてみるのも不安を解消するひとつの手かもしれませんね。
まとめ
今回は、二重整形で末広型のまぶたを作るにあたって知っておきたい情報をまとめました。末広型のまぶたのイメージや施術法などを確認できたのではないでしょうか。
クリニックのカウンセリングでは施術の説明を受けるだけでなく、自分に末広型の二重まぶたが似合っているか、体質的に施術が可能かなども相談できますよ。
「二重整形をしてみようかな」と思っているのであれば、まずは具体的にカウンセリングで相談した上で本当に施術を受けるかどうか検討するようにしましょう。

