ポピュラーになってきた二重整形。検討している人の中には「施術を受けて、将来年を取ると目元はどうなるの?」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
二重整形をした場合、老後の状態が生まれつき二重の人とどう違ってくるのか気になりますよね。
埋没法・切開法といった施術法の違いによって、老後の状態がどうなるかについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※この記事は「医療広告ガイドライン」に沿って執筆しています。
※美容医療は保険適用外の自由診療です。
効果とリスクのバランスに納得した上で、自分に合った治療を選びましょう。
二重整形をしたら老後はどうなる?

主に二重整形には、メスを使わずに糸と針だけで二重を作る埋没法と、メスで切って二重を作る切開法との2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるのですが、年を取るとまぶたの状態はどうなるのでしょうか。
ちなみに、
どのような人でも、加齢とともにまぶたの皮膚はたるんでいき、まぶたのたるみによって目の印象は変わります。
引用:TCB東京中央美容外科
とあるように、施術を受けていない人でも加齢に伴い目元は変化していきます。では施術を受けた場合、老後の目元はどうなるのか見ていきましょう。
埋没法|30年後もキレイなラインを維持できるの?
まずは埋没法です。こちらは、
埋没法とは、まぶたに糸を通し、糸を固定することで二重ラインを作る施術です。費用が比較的安いため10代・20代に人気があり、自然な二重ラインに仕上がるのが特徴です。
引用:TCB東京中央美容外科
といった方法の二重整形です。
埋没法を受けた場合、年を取るとどうなるか一例として挙げると、TCB東京中央美容外科では、
二重整形埋没法は一昔前までは、時間が経過すると皮膚を固定している糸がゆるみ、二重の幅が狭くなったり消えてしまったりすることがありました。
しかし、TCBで施す二重整形埋没法は、心臓血管外科の手術で使用される極細の強い糸を使用しているため、まぶたがしっかりと固定されます。皮膚のたるみによって二重の幅が狭くなる可能性はありますが、老後二重のラインが消えることはほとんどありません。
引用:TCB東京中央美容外科
といった説明をしています。老化が原因で二重のラインがなくなってしまう、といったことは起こりにくいようです。ただそれには、糸の強度とその糸がしっかりと固定されているかどうかが鍵となってくるんですね。
埋没法を受ける場合、どんな糸を使っているか、どんな固定方法を行うのか、カウンセリングでしっかり確認しておくと安心ですよ。

切開法|まぶたのたるみで幅が狭くなることもあるの?
次に切開法です。こちらは、
切開法とは、二重のライン上に沿ってまぶたを切開し、症状に応じて脂肪や筋肉を除去し、半永久的な効果をもたらす二重整形手術のことです。
引用:TCB東京中央美容外科
といった方法の二重整形です。
切開法の場合、将来年を取るとまぶたの状態はどうなるのでしょうか。こちらも一例としてですが、TCB東京中央美容外科では、
切開法の場合、老後、まぶたのたるみによって二重の幅が狭くなることはありますが、二重ラインが消えることはほとんどありません。
引用:TCB東京中央美容外科
湘南美容クリニックでは、
二重整形後、5年、10年と時間が経過するにつれ、まぶたがたるんだり、太ってまぶたが分厚くなったりすれば二重の幅は狭くなるなど変化することでしょう。
これは、整形手術で二重にした場合に限らず、生まれつき二重の場合にも同じことがいえます。
もともとはっきりとした二重でも、年齢を重ねるにつれてまぶたがたるんでくれば、二重ラインがぼやけてきたり二重の幅が狭くなったりします。
引用:湘南美容クリニック
といった説明がされています。
切開法はメスで切開して二重を作るので、将来年を取ると二重のラインがなくなってしまう、といったことは起こりにくいんですね。
ただし、老化によるまぶたのたるみで二重の幅が狭くなることはあるようです。ですが、そちらも二重整形を受けた人だけに起こるわけではなく、生まれつき二重の人にも同じように起こることなので、過度に心配しなくても良さそうです。
埋没法はメンテナンスが必要って本当?

埋没法を検討している人の中には、「埋没法はメンテナンスが必要」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。実際はどうなのでしょうか?
こちらに関して、湘南美容クリニックでは、
埋没法は二重にしたいラインに合わせて、皮膚を固定する手術法です。そのため固定がゆるんでしまうことで、ラインが消えてしまう可能性はあります。
引用:湘南美容クリニック
という説明がされています。ただ、
一般に、切開法の二重効果持続期間は半永久的なのに対し、埋没法の効果持続期間は2~4年、あるいは3~5年などといわれています。
ただし、個人差があり、なかには10年たっても問題なく、二重が持続しているという人もいます。
引用:湘南美容クリニック
とあるように、どれくらい二重の状態を保てるかは個人差が大きいようです。
メンテナンスが必要か、どれくらいの期間で必要になるかは、もともとの目元の状態や施術法によっても異なってくる部分です。埋没法に関しては、万が一取れてしまった場合の保証制度を設けているクリニックもあるので、カウンセリングの際にしっかり確認しておくと安心でしょう。
埋没法の糸はどうなる?時間が経つと抜糸できないことも
ところで二重を作った埋没法の糸は、将来どうなるのでしょうか?まぶたの中の糸については、
埋没法は通常ナイロンの糸を使用するので、埋め込んだ糸は取らない限りそこに残り、吸収されてなくなるということはありません。逆に言えば、埋没の糸がまぶたの中に入っていて、皮膚から瞼板までを抑えつけてくれているから二重になっているわけであり、糸がなくなってしまうと二重でなくなってしまいます。
引用:高須クリニック
とあるように、施術後は溶けたりせずにまぶた内に残るんですね。ただし、
埋没法に用いるナイロンの糸は生体親和性が高く、美容外科以外の医療の分野でも幅広く使われ、安全性も認められています。
引用:高須クリニック
とのこと。体の中に残っても安全な糸を使用しているんですね!ちなみに二重のラインが取れてしまった場合は、
二重は外れてしまっても埋め込んだ糸は残ることになりますが、残った糸によって何か大きな問題が起こることはないので、ほとんどの人は糸を取らないでそのままにすることになります。その後、また埋没法を希望する場合は再び糸を埋め込んで二重をつくることになります。
引用:高須クリニック
とのことです。体内にあっても安全な糸なので、そのまま糸を残して再び埋没法を行うことも可能なんですね。
ただ、糸を残したまま再施術するか、抜糸するかはクリニックや目元の状態によっても変わってきます。また、糸を抜糸できるかどうかも、目元の状態や施術後どれくらい時間が経っているかによって変わってきます。高須クリニックの場合、
当院で行った埋没法の糸を当院で取る場合に関しては、私の経験では、1ヶ月以内であればほぼ100%取ることができます。それ以上年月が経つと、その期間が長ければ長いほど結び目が深く沈み込むので取りにくくなり、取れる確率が低くなります。術後1年経過していると、取れる確率はだいたい80~90%くらいまで下がります。
引用:高須クリニック
という説明をしています。気になる場合はカウンセリングで確認してみましょう。

今の理想の二重は年を取っても違和感のないものか確認する
二重整形を検討している場合、今の理想の二重が、将来年を取っても違和感のないものか確認しておくことも大切です。
上で触れたように、生まれつきの二重でも二重整形で作った二重でも、老化の影響は受けることになります。その上で、今現在なりたい二重のラインが顔のバランスに合っていない場合、
若いときに幅の広い二重まぶたにした場合、老後にやたら目元だけ目立ってしまう恐れがあるのです。二重整形を行う際は、歳を重ねても不自然ではないかどうか、自分が本当に納得したデザインであるかどうかを考えた上で施術に臨むことが大切です。
引用:湘南美容クリニック
とあります。特に切開法は半永久的に二重のラインが残るので、自分の顔に合ったデザインで施術を受けたいですね。
自分が理想としている二重のラインが、老後どうなるのか、不自然になったりしないかドクターに確認しておくことが大切ですね!
将来バレる可能性は?自然な二重まぶたのように経年劣化はつきもの

二重整形を周りの人に内緒にしている場合、年を取ると施術を受けたことがバレないか心配に思う人もいるかもしれません。
そもそも、老化というのは誰にでも起こることです。
二重整形を受けても受けなくても、加齢に伴うまぶたの変化は訪れるものです。20代の人に比べると60代の人の方が目の開き方が3割程度狭くなるという報告もありますこれは、上まぶたのたるみによるものと考えられます。
上まぶたのたるみが起こると、二重まぶたのラインに覆いかぶさるようになってきます。
そのため二重整形で二重まぶたになった人、もしくはもともと二重まぶたの人であっても、老後に二重のラインが狭くなってしまう、あるいはライン自体が消失してしまう可能性があるのです。
引用:湘南美容クリニック
とあるように、老後まぶたのたるみなどが出てきた場合でも、二重のラインの変化というのは、生まれつき二重の人と二重整形を受けた人で違いはないということがわかりますね。
将来、まぶたの老化が原因で施術がバレてしまう、ということは起きにくいといえるかもしれません。
良い肌の状態を保つことができるように工夫しよう
まぶたの老化は、二重整形をしてもしなくても誰にでも起こりうるものということがわかりましたが、せっかく二重整形を受けるなら、できるだけラインの良い状態をキープしたいですよね。
まぶたや肌を良い状態でキープするために、いくつか工夫できることがあるようです。
老後の状態については、人によってシワの出方などが変わってきます。埋没法などを行った印象を保つためには老後の症状を抑えることが大切になってきます。
肌にとってよい食事などを意識するようにしましょう。
引用:湘南美容クリニック
食事
抗酸化力が高い食材を摂る方がよいと言われています。抗酸化力が高い食材は、肌の酸化を防ぐ効果が期待できます。
また3回の食事をバランス良く食べることも大切です。バランスが乱れることによって、酸化もしやすくなると言われています。
紫外線対策
肌にとって紫外線は天敵です。老後の肌をよい状態に保つためには、若い頃から紫外線対策を行う必要があります。
夏だけでなく、冬も紫外線は降り注いでいるため、一年中紫外線対策は行うようにしましょう。日焼け止めや帽子、日傘などを使用するように心がけてください。
引用:湘南美容クリニック
食事や紫外線対策は基本的なことではありますが、将来の肌のためにとても大切です。
まぶたのために肌を良い状態に保っていれば、顔全体のコンディションもよくなりそうですね!まぶたも顔も若々しくいられたら、一石二鳥といえるかもしれません。
まぶたの変化には個人差がある|なりたいデザインを優先するのもアリ◎

これまでに、老後のまぶたの状態を考えて二重のラインをデザインする、ということが大切だとお伝えしてきました。しかし、今現在のなりたいデザインを優先する、というのもひとつの選択肢といえるかもしれません。
なぜなら、
たしかに一般的に多いのは、年齢を重ねるにつれてまぶたがたるんできて、二重幅が狭くなることです。
ところが、すべての人がそうなるのかといえばそういうわけではなく、年齢を重ねるにつれて眼球が落ち窪む場合、まぶたにくぼみができて二重幅がもっと広くなるケースもあるのです。
また、年齢とともにまぶたが薄くなっていくケースでも、二重幅が広くなる可能性が高いです。
引用:湘南美容クリニック
とあるように、まぶたの状態が将来どうなるかは個人差があるからです。
老後のまぶたの状態を確実に見越すことができないなら、現時点でなりたい目元のデザインで施術したほうが、理想の目元で今を楽しむことができるといえるのかもしれません。
年を取ることを考えてラインをデザインするか、今の理想の目元を優先するか、じっくり考えた上で決めるようにしましょう。
カウンセリングでシミュレーションをしよう
ところで、理想の二重の形があっても、自分の顔がその二重に合っているのか想像するのはなかなか難しいかもしれません。
美容医療のクリニックでは、二重整形のカウンセリングの際にシミュレーションを行っているクリニックもあります。
ブジーという器具を使って、実際に二重になった時のシミュレーションを行います。
ご自身がなりたい理想の二重のイメージをお伝えください。
引用:TCB東京中央美容外科
患者様との術前カウンセリング(インフォームドコンセント)を重視する聖心美容クリニックでは、完成度の高い施術を可能にすべく、3次元(3D)のシミュレーションシステムを導入しております。
引用:聖心美容クリニック
とあるように、クリニックによってもシミュレーションの方法はさまざまですね。
シミュレーションの結果をいったん持ち帰ることができる場合は、たとえば身近な人に見てもらって自分の「理想の二重」が自分に「似合う二重」なのかを確認することもできそうです。顔とのバランスを客観的に見てもらえるのは良いですね!
理想の形だけでなく顔全体のバランスも大切に
二重整形を検討している人は、自分の「理想の二重」がもうすでにあるかもしれません。ただ、その理想の二重が自分に似合っているか、顔のバランスに対してどうかということはしっかり見ておきたいポイントです。
クリニックでシミュレーションをしてもらい、仕上がりのイメージを客観的に見てみたり、ドクターとのカウンセリングで意見を聞いたりすることはとても大切です。
施術を受ける場合、自分の納得いく仕上がりにするためにもドクターとイメージのすり合わせをきちんと行うようにしましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討してみるのも良いですよ。
まとめ
ここまで、「二重整形の老後はどうなるか」ということを見てきました。埋没法や切開法という施術法の違いによっても老後の状態が異なることがわかりましたね。
とはいっても、老化の進み具合やまぶたの状態には個人差があるもの。まずはカウンセリングで、自分の目元の状態をドクターにチェックしてもらうと安心ですね。
また、シミュレーションの有無やその方法もクリニック選びのポイントとなりそうです。ぜひ自分に合ったクリニック探しの目安のひとつにしてみてくださいね!




